4O. ページ42
……昨日はとても嬉しかった。宏光の一番素敵な笑顔が見れた事。ずっと永遠に忘れない。
前までは苦手だったピアノ。
今はすっかり好きになった、そして私の得意な事にもなった。
ピアノをまた弾こうかなっ!
〜♪
たくさんいろんな曲を弾いていた。
と、後ろから。
宏光「お嬢様。今日で最後ですね。」
……………え?最後?……………
「ちょ、宏光?何言ってるの?ずっといっs………」
宏光「お嬢様。今まで本当にたくさん笑顔をくれてありがとう。でももう私はお嬢様の執事として一緒にいられません。」
……………え?宏光?。一緒にいるって約束したじゃん。ママとパパから受け継ぐって。
「ひろみつ…嫌だ。一緒にいるって約束。」
宏光「お嬢様、さようなら。」
宏光が離れていく。
…………行かないで。
約束したのに………
ピアノできらきら星弾いておまじないかけたのに…
ひとりぼっちにしないで………
ねぇ………
宏光……………
宏光ってば…………………。
_____________________
宏光「A!?どうした!?!」
「うぅ……うぅ……………(グスッ)」
宏光「どうした…どうしたぁ。」
宏光が優しく頭を撫でる。
「え?宏光………なんでいるの?遠く離れちゃうのに。」
宏光はきょとんとする。
宏光「何を言ってるの?俺はずっとAの執事だよ?約束しただろ?それに昨日に『きらきら星』でおまじないかけてくれただろ?」
え?夢?
「よ、よかったぁ……………」
宏光「A夢見てたのか…!でも大丈夫だよ。俺は絶対にAからは離れないからさ!」
「うん…ありがとう」
宏光「さて!お嬢様学校行こう!」
「うんっ!」
本当に夢でよかった………。宏光はずっと私のそばにいてくれるよね。大丈夫だよね。
それにしてもなんで急にこんな寂しい夢見てたんだろ……………。
いや、もう夢なんて気にしないっ!今日も頑張ろう!
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作者名:らぁら | 作成日時:2019年8月21日 6時