O4. ページ5
「お嬢様ってなぁーに???」
宏光「んー、お嬢様って言うのは…簡単に言えば……ドレスを着るお姫様みたいな?」
「お姫様やる!!!!!!!!!」
宏光「え、早いなぁ笑」
「だって、お姫様になれるんでしょ?私大きくなったらシンデレラみたいなお姫様になることなの!!!すぐになりたいもん!!!!」
北山宏光って言う人全然怖そうな人でもないし…おうち住ませてくれて……それに夢だったドレスとか着れるお姫様になれちゃうなんて…!!!!もう夢みたい〜♡♡
宏光「え、ま、まぁ、簡単に言ったらお姫様なだけだから………あはは」
「それで!それで!どうすればいいの!?」
宏光「んじゃぁ…俺についてきて?はい、手繋ごうね〜笑」
一瞬また馬鹿にされた気がして怒りそうになっちゃったけれど…何でもしてくれる北山の言うことはしっかり聞かないと立派なお姫様になれないもん!
「は〜い!!!!」
北山の手を繋いだ瞬間、この暖かさママに似ていた。
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私は北山にあるとても綺麗なお城(?)みたいな所に連れてかれた。
ゴージャスなものばかりでキラキラしてて…シンデレラの物語にある舞踏会みたい!!!
手を繋いで歩いてくれてた北山が急に大きなドアの前でピタリと止まった。そして北山は私の手を離し
宏光「入ってきて〜って言うまで待っててもらえる?」
「はーい!」
と私の答えを聞いてニコッと笑い目の前にあった大きなドアの中に北山だけ入って行った。
このドアの先には何があるんだろ!!ワクワクが止まらない!!!
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作者名:らぁら | 作成日時:2019年8月21日 6時