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練習2日目からずっと同じように進んでいった。
さくら先生はだんだん気合いが入っちゃったのかビシバシと私の弾くピアノが上手くなるように指導してくれた。
さくら「そこ違う!もっとこうやってなめらかにやるの!」
「えぇ、なめらかになって言われてもわからないよォ、、、」
さくら「言い訳しないの!」
「は〜い、」
さくら先生は私が少しだらしない発言をしちゃった時「言い訳しないの!」っていつも言ってくれた。
そんなピリ辛なさくら先生に見とれていた藤ヶ谷先生。帰る時に藤ヶ谷先生に
太輔「なんでも先生に言っていいんだからね?ずっとAちゃんの味方だからさ!」
「うん!ありがとう!」
さくら先生を見る時の顔はおっとりしているのに宏光と顔を合わせる時だけ何故かライバルって感じの顔で2人で睨み合っててこの間に入る私はいつも戸惑っていた。
所で私がずっと練習していた時の宏光はというと、とにかく私の執事として動いてくれていた。
宏光「A〜そろそろお嬢様学校始まるよ?体調とか大丈夫?」
と言ってこれからのお嬢様学校のこととか沢山話してくれてると同時に私の頑張りすぎで心配もしてくれていた。
宏光「あ、これで(髪型)大丈夫?」
宏光はやっぱり執事だからか、欠かさずお着替えも髪もやってくれていてそんな中でも髪型はコロコロ変えるようにしていた。
こんな感じに私はさくら先生からピアノを教わって1ヶ月が経った。
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【1ヶ月後】
Piiiiiiiiiii…………(パチッ)
「んんー、私はまだ寝るぅぅぅぅ、、、」
(ガチャッ)
宏光「A〜朝だよ〜起きろ〜」
「んーん、まだ朝じゃないもん、、、まだ寝るぅ、」
宏光「……ったく相変わらず寝起きは良くないんだから、、、あ、そうだ……………」
私はずっとまだ朝だとは思っていなく寝ていた。ところがその時。
宏光「……コチョコチョコチョ〜」
脇あたりをくすぐるイタズラ宏光
「んーあぁぁぁぁ!!!くすぐったいって!」
くすぐったくて起き上がった
宏光「いつも寝起き悪いからお仕置きかなぁ〜?これから毎日やるからな〜!」
「ムー(ほっぺたをぷくぅとさせる)」
宏光「冗談だって、、、笑わせるなよ!」
「私、怒ってるんだからね!」
朝から賑やかだった
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作者名:らぁら | 作成日時:2019年8月21日 6時