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33. ページ35

「………ごめんなさい!」





ブランコを降りて宏光に向かって頭を下げた





宏光「………ん?」





「いつも隠し事しないのに隠し事しちゃって、、、宏光怒ってるよね?。ごめんなさい。でもね、この隠してることは今は話せないの。いつか絶対に宏光を笑顔をさせるから。だから許して……」





宏光「俺そこごめん。何も分かってなくて全部自分でやれよとか言っちゃって。俺、執事失格だよな。」





「そんなことない!いつも一緒にいてくれるしこうやって私がどこか行っちゃった時も探してくれるじゃん。すごく嬉しいよ…ありがとう」





暗くてしっかり顔が見えなかったけれど宏光少し照れた顔をしていた気がした。





宏光「…………あ、家帰ろ?しかも、Aパジャマで寒いだろ」






「う、うん!」





やっと元に戻った。宏光のために頑張るから。頑張ってピアノできるようにして立派なお嬢様になるから。せっかく宏光が私をお嬢様にしてくれたんだもん。頑張るよ。





_____________________


「藤ヶ谷せんせ〜い!おはようございます!!!」






太輔「おぉぉ!!Aちゃんおはよう〜!元気になって良かったよ!」





「えへへ〜」





宏光「おはようございます。」





太輔「あ、おはようございます。」





宏光「今日もよろしくお願いします。」





太輔「分かりました。」





宏光と藤ヶ谷先生真顔で話していて怖い……私なんとかしなきゃ。





「あぁ!!私今日も子犬じゃん〜!」





太輔「あ、ほんとだ〜子犬ちゃんだね〜かわいいよ」





藤ヶ谷先生はこういって私の二つ結びした髪を触った。





宏光「……じゃあね、A」





「うん!ばいば〜い!!!!」





私はおーきく手を降った。





太輔「じゃあ中入ろっか?」





「は〜い!」





と言って中へ入っていった。






_____________________


「さくら先生!!!お願いがあるの!」




ピアノの練習2日目が始まる時間






さくら「どうしたの?」





「きらきら星も練習したいんだけど…あとこの歌も練習したいの!」




といって音符がずらーっと並んでいる楽譜を見せた





さくら「Aちゃん、、、これ難しいよ?」





「大丈夫!!!頑張るもん!」





さくら先生は頷き





さくら「分かったよ!頑張ろうね〜!」





2日目頑張るよ〜!!

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作者名:らぁら | 作成日時:2019年8月21日 6時

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