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32. ページ34

「あかりさんってなんでそんなに私の気持ち分かってくれるんですか?」





あかり「そんなの、、、立派なお嬢様になってもらうためよ。ここの学校はお嬢様になりたい!という強い思いを持った人が集まる場所。それに今現在、次のここの最高なお嬢様になるって噂にされているのがあなたなのよ!」





私が最高なお嬢様に………?





「え、なんで私が?私、ぜんぜんお嬢様になれてないのに…」





あかり「あなたはすごく今の最高なお嬢様に似ている気がするの。いろんな行動も不安になる気持ちのタイミングも……そして執事に大切な隠し事をしていることも……………。」





「え、最高なお嬢様っていう方も執事に隠し事をして…?」





あかり「そう。執事に怒られて泣きながらここに来たのよ。なんの大切な隠し事をしていたかまでは私も分からないんだけどね」





ん?あかりさんいなかったの?





「え?あかりさんはどこに………?」





あかり「私はその時は最高なお嬢様の方にいたわ。そして全てこと学校をまとめることができると認められて今はここにいるわけよ。」





「……すごい…………全部繋がってるんだ。」





あかり「だから、Aちゃん?次の最高なお嬢様になるのはあなたな気がするわ。」





「私……………もっとお嬢様らしくできるように頑張ります!」





あかり「その勢い凄くいいわよ。……ところで、北山執事の相談のことだけかな?」





「あ…………そうだった!あかりさんにお願いがあるんですが、」





あかり「お願い??」





_____________________


私はお嬢様学校近くで大好きな場所である周りにお花がたくさんあるブランコの方に座り空を見上げた。今日は満月。星もキラキラしていて綺麗。





宏光「ここにいたのか、、、」





宏光が走ってここにきた。宏光……?怒ってるのかな?それよりなんで分かったの?





「宏光。ところでなんで分かったの?」





宏光「家の近くで来れるのここしかないなと思ったので、、、」





「そっか。」





______しーん。私と宏光は何も喋らずにいた。

そんな中急に宏光が口を開き





宏光「大切な隠し事いつか絶対に見せてね?」





え?宏光なんで大切な隠し事って分かったの?





「え、大切な隠し事ってことなんで知ってるの?」





宏光「泣いたりするくらいならそれほど大切なことなんだなって分かるよ。」





宏光。。。。。

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作者名:らぁら | 作成日時:2019年8月21日 6時

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