2O. ページ22
((ピピピピ………))
あの夕食の後は特に北山と喋る事もなく、一日を終わらせた。
「んん……起きたくない………」
((ガチャ))
宏光「A〜朝〜起きて〜」
「んーん、やだ……私は寝るの……!」
宏光「起きないんじゃ〜俺の作ったご飯もうあげないぞぉ〜???」
「…………起きます!起きます!起きまーす!」
北山もちょこっと眠たそうな目をしていた。
宏光「そんなに俺のご飯好きかぁ〜まぁ、時間もあまりないし早く食べて早く準備しよ?」
と北山に言われ、眠いけれどお布団とはバイバイして、ご飯の食べる部屋に移動した
宏光「もう、テーブルに置いてるから食べて…って早いな!w」
北山のご飯すごく美味しいって事知っているからか、北山が言う前に先にガブガブ食べていた。
「美味しい!美味しい!美味しい!もう元気100倍!!」
宏光「嬉しいなぁ……でもそんなに勢いよく食べちゃダメですy」
「食べ終わった!!!!」
宏光「……って、A食いしん坊さんか!w」
「宏光のご飯だけです〜!!!」
宏光「アハハ、そかそか!!w…とりあいず食べ終わったし…準備しよっか!」
「わ、私着替え出来ない…………」
宏光「俺やるからいいよ!」
「え!だって、お嬢様学校行くわけじゃ…」
宏光「お嬢様学校じゃなくても〜身だしなみは綺麗でなくちゃダメだろ!」
と言って北山は手早く着替えに取りかかった。そのあとは髪も綺麗に結んでくれ…
宏光「二つ結び以外にして〜なんて言ってたから今は三つ編みにしてみたけど…どう???」
「え、三つ編み綺麗に出来てる……宏光、三つ編みも出来るんだね!」
宏光「まぁ、執事の基礎知識としてやったからな…」
「ありがとう!!!」
宏光「それにしても、この幼稚園姿は一番最初に会った時の格好だったなぁ……出会って2日くらいしか経ってないのになんか懐かしい気がしてくるわ〜」
「私も!!幼稚園〜藤ヶ谷先生に会える〜!」
宏光「その藤ヶ谷先生ってAの好きな先生??」
「そうなの!私の家族の事とかも知っていてね、心配かけてくれるの!それに遊んでくれるの!」
宏光「そっか〜それじゃ、俺にも紹介してよな!w」
「いいよ!」
と話しながら、北山の家を出て幼稚園へ北山と一緒に向かった。
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作者名:らぁら | 作成日時:2019年8月21日 6時