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「ね、ねぇ、北山。ゴージャス感のある挨拶って何?」
宏光「え、うーん、なんでしょ〜?」
?「ちょっと待って…お嬢様も執事も背がちっちゃくて可愛くない?」
宏光「背がちっちゃいは余計なんですけど…笑」
?「えー、この子めっちゃ可愛い!髪型ツインテールがすごく似合ってて子犬みたいでお耳(髪)触りたい〜!」
?「え、ちょっと、お耳(髪)すごくふわふわしてるんですけど〜!」
?「え、ほんとだぁぁぁーー!ふわふわ……」
私は扉の向こうへ入った瞬間訳の分からないことに巻き込まれた。挨拶がゴージャス感ないと言われ、北山と私は背がちっちゃいと言われ、今は朝北山が結んだ私の髪を触ってふわふわ〜って言われ……
宏光「あ、あのぉ………ちょ、」
?「ちょっとみんな!!!新しいお嬢様、びっくりしちゃってるから辞めてあげなさい!!」
そう、私はびっくりしていた。入る前震えが止まらずだったのにもっと震えが増していた。
?「失礼致しました、子犬様…」
「えと…私、子犬ではないんですけど…」
とさっき止めてくれたお嬢様が私の近くに駆け寄って
?「ごめんね…大丈夫でしたか??みんな、可愛いもの見ちゃうとすぐああなっちゃうんです…」
「え、あ、大丈夫です、逆にありがとうございます。」
?「こちらこそだよ…って、あ、髪すごく汚くなっちゃってるよ!?」
と手鏡で私の髪を見せてもらった、すると、みんなから触られていたせいか明らかに汚くなっていた。
「北山ー!!!」
宏光「髪すぐに直します。失礼致します」
と言い、北山は私の髪に触れて直し始めた。
?「本当にごめんなさい!あ、自己紹介してなかったよね!私、ひかり!ここの教室のリーダー(?)みたいなのやってるから頼ってください!」
「あ、Aです、よろしくお願いします!」
とぺこりしようとしたら北山が
宏光「ちょ、Aお嬢様、動かないで下さい笑」
「あ、北山ごめん、」
?「ひかりお嬢様〜!あかりお嬢様からお話があるようです!!」
とひかりの執事らしきな人がこう言い出した
ひかり「あ、分かったわ!千賀〜
…それじゃ、また話しかけてね?」
「あ、ありがとうございます。」
と言いひかりは千賀執事と一緒に教室を出ていった。
それと同時に北山は髪結びも終わったみたい。
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作者名:らぁら | 作成日時:2019年8月21日 6時