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宏光「まず1つ目!『身だしなみは全て執事が行うこと』これは、Aちゃんはそんな気にしなくていいんだけど、ここの学校は身だしなみ厳しく見られるんだ、蝶ネクタイが少し傾いていただけで怒られるし…髪の毛がボサボサしているともう一度直してきなさいって言われるくらい厳しいの…。」
「私、もっともーっと綺麗にできないよ!」
宏光「Aちゃんは幼稚園児だからね、そんなに恥ずかしくないと思うんだけど…20歳くらいの人でも執事がやらないと行けないんだよ!」
「大人の人可哀想……」
宏光「とりあいず、1つ目のルールは俺が覚えなきゃいけない事だから気にしなくていいからね!」
「北山、毎日マジックで着替えさせるの?」
宏光「いやっ、今回のはあかりお嬢様に言われたからやっただけだよ?笑次はしっかりやるからね?」
「北山、着替えさせたり髪結ぶのすごく上手そう〜!」
宏光「そんなに上手くないんだよなぁ…でも、執事になったからにはしっかりやらないといけないからそこが大変なんだよ〜」
でも、北山って私くらいのちっちゃい子のお世話とか得意そうだからお着替えさせたり髪結んだりするのもすぐにできる気がしちゃった〜!
「それで2つ目は…『お嬢様らしく』だっけ?」
宏光「そうそう!これは分かるよね?Aちゃんが思うお姫様らしくだよ!さっきやった挨拶もその中に入るよ!」
あの挨拶毎日やるの?は、恥ずかしい……
「程々のわがままお嬢様になるからね〜」
宏光「わがまますぎても困るからね〜?笑
それで3つ目は『タメ語で話さない』これは「…だよ」とかお友達!みたいな感じで話さないこと!「…です」とか丁寧に使うのがお嬢様らしいよ!」
あ!藤ヶ谷先生にも言われる!
太輔「タメ語で先生と話さないこと!」
「幼稚園と一緒だから大丈夫!!」
宏光「しっかり言葉遣い気をつけてな?」
「はーい!!!……………って、あれ!?!ここの学校に行くって言うことは幼稚園は……」
やっと幼稚園のことに気づいた私。でも、
宏光「もちろん、幼稚園と行くよ?しっかりあかりお嬢様には言ってあるからね!」
「幼稚園行かなきゃいけないの………?」
宏光「ん??どうした?行きたくないの?」
藤ヶ谷先生に会えるのは嬉しいけど…また周りに馬鹿にされちゃう……嫌だ。。
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作者名:らぁら | 作成日時:2019年8月21日 6時