第9話 ページ10
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50m走に協力してくれた芦戸ちゃんに個性に関する質問を興奮気味に聞かれた。と言っても私の個性はゴムという単純な個性。一言で何ができるかなんて説明できちゃうからすぐに終わったけど、それでもすごいと褒めてくれる。
照れくさくてソッポ向いたら一緒に走った爆豪から眼光鋭い睨みを受けていることに気づき、瞬時に目を逸らす。うっわ冷や汗なんて初めてかいたよ。こっわ。
「どしたのA？」
「ば、爆豪の視線が痛くて、ね…」
「あー、それ多分Aが爆豪よりいい記録出したからじゃん？コンマ0.1秒の差だけど」
「え、嘘」
「ほんとほんとー」
あいつプライド高そうだけど大丈夫だって、気にしない気にしない！じゃないよ芦戸ちゃん。めちゃくちゃ気にする。プライド高いって事は根に持つって事じゃん。やめてよあんな不良に初日から目をつけられたくないって。
恐ろしいと体を震わせながら2種目目、握力。これは個性を活かせないので自力でやる。腕力ないからか記録は貧弱そのもの。中には540�圓箸いΕ乾螢蕕盖磴い舛磴Φ�録を出した男子がいた。頭握り潰されたら終わる。
3種目目は立ち幅跳び。これも芦戸ちゃんに協力してもらい、ゴムゴムのロケットで跳んでいった。
反復横跳びも個性無しで普通にやる。
第5種目目 ボール投げ。なるだけ遠くまで腕を伸ばしてたら、先生にどこまで伸びるのか聞かれ、どこまでもと答えたら∞って言われた。あれ、私まだボール投げてない。
そして、私の次は───
「緑谷くんはこのままだとマズいぞ…？」
緑谷。今の今まで唯一、個性をまだ使っていない男子。何で個性を使わないのか不思議で仕方ない。
「ったりめーだ無個性の雑魚だぞ！」
「無個性！？彼が入試時に何を成したか知らんのか！？」
「は？」
無個性…？でも無個性であの実技試験を乗り越えたなんてありえないだろうし、…人に言えない事情があるのかもしれない。私は何も言わずただ見守る。
結果は、46m。また普通の記録。個性使わなかったのかな、と思ったら先生が個性を消したと言った。…ん？“個性を消した”？
「つくづく入試は合理性に欠くよ。お前のような奴も入学できてしまう」
「消した…！！あのゴーグル…そうか…！末梢ヒーローイレイザーヘッド！！」
先生の目は赤く光り、髪の毛が逆立っている。個性発動の証拠かな。というかイレイザーヘッドって誰？アングラ系…緑谷くん極度のヒーローオタクなんだね。
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たぴわか(プロフ) - 緑屋…ww (2022年10月30日 17時) (
レス) @page50 id: 95267a9cac (このIDを非表示/違反報告)
ば(プロフ) - 眠さん» コメントありがとうございます！端的に言うと前世の記憶はないためヒロアカそのものを知らない、けど何故か自分が転生したこと、ワンピースの知識はしっかり持ってるという謎めいた設定です！その理由は後々分かるかも…しれないし分からないかも…って感じです (2022年10月30日 16時) (レス) id: a47860cb56 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - コメント失礼します！少し気になったんですが夢主さんはヒロアカという漫画だけ知っていて、キャラ及びストーリーなどは知らないという感じですか？ (2022年10月30日 13時) (レス) @page8 id: c3c12ef3af (このIDを非表示/違反報告)
冷凍保存食品(プロフ) - 緑屋なのおもろいwwwwwなんかめっちゃ好きだwwwwwww応援してます💪 (2022年10月26日 22時) (レス) @page50 id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
さささ - はい！大丈夫です。ご丁寧に対応ありがとうございます！！細かくすみませんでした。本当に面白いです！頑張ってください。応援してます(*´`) (2022年10月25日 11時) (レス) @page41 id: 6ec0373f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年10月21日 0時
