第26話 ページ27
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2対1という不利な中、最初に機動力のある飯田を確保できたこと、タフネスの固まりであり戦闘スキルはトップクラスの爆豪相手に鎮圧できたのは褒められるべきだ。しかし、爆豪戦で捨て身覚悟なのはいただけない、というぶっちゃけ私の講評は思ってた通りのものだった。
これで初めての戦闘訓練は終わり。サッサと着替えてサッサと帰ろう。疲れた…
フラフラな状態だからか女子の皆に支えてもらい、移動も着替えまで手伝ってもらう始末。感謝しかない。
入学試験の時、体力を温存しつつやってたから気付かなかったけど…体力づくりが当面の課題だコレ…
「Aーこれから反省会するんだけどどうする？」
「あー、ごめん帰っちゃうわ。流石に疲労困憊…」
「おっけー」
「気をつけて帰れよ身十伸！」
「ありがとー…」
反省会…参加したかったけど多分聞いてる間に寝る。そう判断した私は帰宅を選択した。ワイワイガヤガヤと聞こえるクラスメイトの話声をバックに廊下を1人歩く。
老化、校舎玄関、靴を履き替えて校門まで続く一本道。いつも見ているはずの景色でさえちゃんと認識できずにいたせいか、気付かなかった、気付けなかった。
…あれ？
「、え、」
「気配消してろ」
「…はぃ？」
…え、何で、私校門目指してたよね？何で目の前が木ばっかりなの？というか耳元から声？どゆこと？
訳が分からないけど、とりあえず私は後ろを振り向いた。
「…トラファルガー先生、何で？」
「
今いい所なんだ。なんて自分勝手な言葉が私の問いをスルーした。は？と呟こうとしたけど彼の興味が何なのか知りたくなり、今まさに彼が向いている方へ視線を移す。
「人から授かった個性なんだ」
…は？
「誰からかは絶対言えない！言わない…でもコミックみたいな話だけど本当で…！」
さっきまであんなに雰囲気最悪だった緑谷と爆豪が何で話してるのとか、そういうのは全部吹っ飛んだ。
人から授かった、個性？意味が分からない。
…けど、どこか緑谷の話に納得がいく自分もいた。
個性は4歳までに発現する。大抵、15歳になったら個性の扱いは自分なりに熟知しているはずだ。制御だってできるはずだし、最高火力だって何回まで撃てるかとか、そういうの全部。
だけど緑谷はどうだ。まるで個性発現したての子ども同然な使い方をしていた。まるで制御の仕方も分からない、小さな子ども同然の───
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たぴわか(プロフ) - 緑屋…ww (2022年10月30日 17時) (
レス) @page50 id: 95267a9cac (このIDを非表示/違反報告)
ば(プロフ) - 眠さん» コメントありがとうございます！端的に言うと前世の記憶はないためヒロアカそのものを知らない、けど何故か自分が転生したこと、ワンピースの知識はしっかり持ってるという謎めいた設定です！その理由は後々分かるかも…しれないし分からないかも…って感じです (2022年10月30日 16時) (レス) id: a47860cb56 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - コメント失礼します！少し気になったんですが夢主さんはヒロアカという漫画だけ知っていて、キャラ及びストーリーなどは知らないという感じですか？ (2022年10月30日 13時) (レス) @page8 id: c3c12ef3af (このIDを非表示/違反報告)
冷凍保存食品(プロフ) - 緑屋なのおもろいwwwwwなんかめっちゃ好きだwwwwwww応援してます💪 (2022年10月26日 22時) (レス) @page50 id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
さささ - はい！大丈夫です。ご丁寧に対応ありがとうございます！！細かくすみませんでした。本当に面白いです！頑張ってください。応援してます(*´`) (2022年10月25日 11時) (レス) @page41 id: 6ec0373f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年10月21日 0時
