第10話 ページ11
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先生と緑谷が何を話しているか聞こえなかったけど、不穏な空気が漂っていた気がする。その状態で彼の2回目の測定が始まった。
結果は、
「あの痛み…程じゃない！！
先生…！まだ…動けます」
人差し指を代償に、705.3mという驚異の点数を叩きだした。ハイリスクハイリターンな個性…緑谷の目は涙が浮かんでいて、痛みに耐えているのが見て分かる。
「やっとヒーローらしい記録出したよー」
「指が腫れ上がっているぞ
入試の件といい…おかしな個性だ」
「スマートじゃないよね」
誰もが驚きと歓声を上げていたけど、その中でも分かりやすく動揺していたのが爆豪だった。もしかして2人は顔見知り…？“無個性”だって言っていたけど、なんで…
これ以上探るはまずいかな、そう思った矢先のこと。
「どーいうことだこら ワケを言えデクてめぇ！！」
「うわああ！！！」
怒りで暴走した爆豪が緑谷に襲い掛かる。突然のことで身動きできないでいると、あっという間に彼の動きが相澤先生の首に巻かれている布によって防がれた。ボンボン鳴り響いていた爆破もなくなってる。
「炭素繊維に特殊合金の鋼線を編み込んだ『捕縛武器』だ
ったく、何度も個性使わすなよ…俺はドライアイなんだ」
(((個性凄いのに勿体ない！！)))
個性の抹消…チート個性にはそれなりの欠点があるってことなのかな…
気付けば事態は終結し、テストは続行。
「あの緑くん、個性すごいね〜」
「…うん、」
指を庇う緑谷の背を見つめた後、芦戸ちゃんと一緒に次の種目へと向かうことにした。
…ヒーロー向きな個性。何だろうけどなんていうか…使いこなせていない感じがあったのは、気のせいじゃないかもしれない。
全種目が終わり、結果発表の時間となった。結果はまさかの除籍なし。合理的虚偽とか先生言ってたけどあの目は本気だったでしょ嘘吐きめ。そう思ってたら何故か先生に睨まれた。え、エスパーかよ。
とりあえず初日から退学は免れた。その事に安心して更衣室に向かおうとしたその時
「おい抹消屋。てめぇいい加減にしろよ…」
ピクリ。全員が第三者の声に立ち止まり、振り返る。
私の心臓はドクリと拍動した。聞き覚えのある声、特徴的な呼び方。そんなはずはないと恐る恐る振り返る。
「…やっと来たか。俺は8時に来るよう連絡したはずだぞ
トラファルガー」
…ぇ、
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たぴわか(プロフ) - 緑屋…ww (2022年10月30日 17時) (
レス) @page50 id: 95267a9cac (このIDを非表示/違反報告)
ば(プロフ) - 眠さん» コメントありがとうございます！端的に言うと前世の記憶はないためヒロアカそのものを知らない、けど何故か自分が転生したこと、ワンピースの知識はしっかり持ってるという謎めいた設定です！その理由は後々分かるかも…しれないし分からないかも…って感じです (2022年10月30日 16時) (レス) id: a47860cb56 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - コメント失礼します！少し気になったんですが夢主さんはヒロアカという漫画だけ知っていて、キャラ及びストーリーなどは知らないという感じですか？ (2022年10月30日 13時) (レス) @page8 id: c3c12ef3af (このIDを非表示/違反報告)
冷凍保存食品(プロフ) - 緑屋なのおもろいwwwwwなんかめっちゃ好きだwwwwwww応援してます💪 (2022年10月26日 22時) (レス) @page50 id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
さささ - はい！大丈夫です。ご丁寧に対応ありがとうございます！！細かくすみませんでした。本当に面白いです！頑張ってください。応援してます(*´`) (2022年10月25日 11時) (レス) @page41 id: 6ec0373f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ば
| 作成日時：2022年10月21日 0時
