※ ページ41
「どしたの?」
「彼氏の束縛が最近半端ないねん。」
「そりゃAちゃんくらい美人な彼女なら彼も心配なんじゃない?」
うん。私が男なら確実に心配して夜も眠れないわ。
「Aっちの彼は?そういうんないの?」
「・・・ないね。」
悲しいかな、みっくんからそういう束縛とか嫉妬とかいう感情を見せられた事ない。
私ばっかだよ、いっつも心配してんのは。
「いいなあ。彼はAっちの事ちゃんと信じてんねんね?」
心底羨ましそうに言ってるけど、
「信じてるっていうか、単に私がモテないからだと思うよ?」
言ってて虚しいんだけど。
「何言ってんの?そんな可愛いいのに。そういう無防備な所、実は彼は心配なんちゃう?」
「・・・そんな訳ないよ。」
そんな訳あるわって言いながらまたため息付いてる。
「私だってさ?彼氏モテるやろうからって嫌な時あるで?でも束縛は絶対したくないねんて。」
おお。自分の彼がモテる発言。
きっと本気でカッコイイ彼氏なんだろうな。
Aちゃんカップル想像するだけで鼻血出そ。
そこでAちゃんの電話が鳴った。
彼やわって一言呟いてちょっと出るな?って私に言ってその場で携帯をタップした。
「・・・やから今日は料理教室やって。今Aっちとお茶してんねんて。は?」
私の事話してくれてんだ。なんて思ってたら急にキレてる。
「え?ちょ、あー。」
諦めモードで携帯をテーブルに置いたAちゃんが嫌悪感丸出しで
「・・・今彼がこの店の前に車付けてるって。」
「え?お迎え?いいよ、行ってあげなよ。」
こんな平日の夕方からお迎えに来られるような彼氏ってどんな仕事してんだろ?って思ったけど快く見送るつもりでいたら
「Aちゃんてキス マイとか知ってる?」
って急に話し変えてきてびっくりした。
いや、知ってるけど、彼待ってんじゃない?
そして何でよりによって今キス マイの話し?
「知ってるけど・・・。」
「そのメンバーの人やねん。私の彼。」
え?!?!?!?!
だれ?!?!?!
まさか、みっくんとか言わないよね?!
ドキドキしながら息を飲むと
「たまもりゆうたやねん。」
えー?!
ある意味ほっとしたけどそれ以上にめちゃくちゃびっくりしたっ。
確かにお似合い過ぎて鼻血出る。
1246人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Haru(プロフ) - 美紀さん» 美紀ちゃん♪ここは皆さんが投稿してくれる所なので良かったらボードかメッセ欄から送って頂けたら嬉しいな(^^) (2018年5月2日 10時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - はるちゃんって呼んでもいい (2018年5月1日 18時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - 美紀さん» 美紀ちゃん♪良かったらまたコメントしてね(^^)待ってまーす! (2018年4月15日 16時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんタメでいいよ美紀敬語とかいやだから作者さんが良ければ仲良くなりたいです友達兼ネッ友から美紀か美紀ちゃんって言われてるけど好きに呼んで (2018年4月15日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - 美紀さん» オール担の方に最高って言って貰えて幸せです♪ありがとうございます!嬉し過ぎますっ!コメありがとうございました! (2018年4月14日 20時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Haru | 作成日時:2018年2月11日 22時