検索窓
今日:67 hit、昨日:15 hit、合計:451,870 hit

ページ36

「おまえ、ふざけんのもいい加減にしろよ?」


静かに怒られて、はいって下を向く。


・・・だってどうしたらいいかわかんないもん!


タカシ、私の事好きって事?


だって晴人と3人で会ってる時にだって私の扱い散々だったじゃん?


それなのに晴人はタカシの気持ちに気付いてたっていうの?


・・・それで私達を2人っきりにさせた晴人がなんだか憎らしくなってきた。


こういうのは心の準備がいるんだから前もって言っといてくんないとっ。


・・・いや。前もって言われてもどうしたらいい訳?


そもそもタカシは私とどうなりたい訳?


晴人の元カノの私なんかと。


いや、怖気ずいてる場合じゃないわ。


相手はタカシでしょ?いつも通りに。


「で?タカシは私の事いつから好きだったの?」


ってサラリと聞いた。


それが私達らしいでしょ?


一瞬戸惑ってたけど


「・・・わかんねえよ。3人でいんのが楽しくてさ。気付いた時にはってやつだよ。」


確かに3人でいた時はほんとに楽しくって。


元々イチャイチャするカップルじゃなかった友達みたいな関係だった晴人と
友達のタカシが加わる事で更に盛り上がって


学生時代以来の青春っていうか。


とにかく出来る遊びは全部やった気がする。


学生の時から仕事ばっかであんまり遊んでなかったタカシを喜ばせようと晴人と2人でいろいろと計画したりして。


楽しかったのに少しずつタカシが誘いに乗って来なくなって、気付いたらほんとに今日久々に会ってんだもん。


会えなかった理由が私にあったなんてちょっとショックっていうか。


「・・・で、タカシはどうしたいの?」


本気で私と付き合いたいなんて信じられない。


だって私タカシの前でオンナだった事あったっけ?


絶対気の合う男みたいな女友達って思われてると思ってたのに。



「そんなのオレの彼女になって貰いたいに決まってんじゃん。」


すごく変な顔してたと思う。


タカシが私の彼氏になんの?


想像もつかないんだけど!


「わかってるよ。今すぐなんて無理だろ?
だから徐々に?オレの事そういう風に見てく
んない?」


「徐々にって言っても・・・」


そんな風に見える日が来る気がしないって言ってもいいかな?


困ってんの、普通にバレてるみたいでタカシもダメかって落ちてる。


「タカシ、頑張れ。」


とりあえず励ましたら、
バカかおまえってまた悪態付かれた。

※→←※



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (476 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1246人がお気に入り
設定タグ:玉森裕太 , 北山宏光 , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Haru(プロフ) - 美紀さん» 美紀ちゃん♪ここは皆さんが投稿してくれる所なので良かったらボードかメッセ欄から送って頂けたら嬉しいな(^^) (2018年5月2日 10時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - はるちゃんって呼んでもいい (2018年5月1日 18時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - 美紀さん» 美紀ちゃん♪良かったらまたコメントしてね(^^)待ってまーす! (2018年4月15日 16時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんタメでいいよ美紀敬語とかいやだから作者さんが良ければ仲良くなりたいです友達兼ネッ友から美紀か美紀ちゃんって言われてるけど好きに呼んで (2018年4月15日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - 美紀さん» オール担の方に最高って言って貰えて幸せです♪ありがとうございます!嬉し過ぎますっ!コメありがとうございました! (2018年4月14日 20時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Haru | 作成日時:2018年2月11日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。