※ ページ29
「ウソだよ!冗談!お店の姉ちゃんなんか知んないって。」
っていうオレの言葉ももう入って来ないみたいでしくしく泣いてるAがなんだか愛しくなった。
後ろ向いちゃったAを抱きしめて
「お前、気づいてないわけ?ナイーブディイコールめっちゃ感じやすくなってっぞ?」
言った途端ピタっと泣き止んだ。
何それ?って涙でボロボロの顔で振り向いてる。
マヌケな顔に思わず吹いちゃったら怒られた。
「・・・複雑だよ。」
なんでか落ち込んでるし。
まさか周期でそんな事になってるなんて思いもしなかったって。
どうよ?オレの偉大なるチカラ。
そっち系は任せとけっ。
Aの落ち込みとは反対に優越感たっぷりのオレはドヤ顔で言ってやった。
「だから毎月おまえの周期、欠かさず報告しろよ?」
途端嫌ーな顔で引かれたけどそんなの気にしないし。
「みっくん親父化が激しすぎてすんごい嫌。」
何言われたっておまえは毎月オレに溺れるんだからな?
「もうみっくんに教えないっ!」
あ?!それだけは勘弁して?
結局主導権はAに握られてんのか。
オレの優越感はどこへやら。
やっぱり女には叶わねえな。
男はシャボン玉だよ。
教えて貰えないとなるとまたオレはいつAに愛想尽かされんだ?っていう恐怖と向きあっちゃうわけ?
「そんな事言うなよ?わかったって。ナイーブディ教えてくれるだけでいいからさ?」
必死だよ、こうなりゃ。
「Aが感じやすいとか大胆だとかそんなの構わずヤリたいときにするからっ!」
ヤベ・・・。墓穴ボコボコ掘ってってる。
「・・・みっくんてバカだね。」
あまりのオレの狼狽えっぷりについにAが笑ってくれた。
「男は皆バカだよ。」
そう。オレはAの周期一つで何もかもAの事がわかった気がして満足してるバカな男だよ。
「・・・じゃあ、毎月いっぱい気持ち良くしてね?」
上目遣いで照れながら想定外の事言われて
やっぱりナイーブディ最高!と心で叫んだオレでした。
みっくんの恋する彼女
続く
1246人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Haru(プロフ) - 美紀さん» 美紀ちゃん♪ここは皆さんが投稿してくれる所なので良かったらボードかメッセ欄から送って頂けたら嬉しいな(^^) (2018年5月2日 10時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - はるちゃんって呼んでもいい (2018年5月1日 18時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - 美紀さん» 美紀ちゃん♪良かったらまたコメントしてね(^^)待ってまーす! (2018年4月15日 16時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんタメでいいよ美紀敬語とかいやだから作者さんが良ければ仲良くなりたいです友達兼ネッ友から美紀か美紀ちゃんって言われてるけど好きに呼んで (2018年4月15日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - 美紀さん» オール担の方に最高って言って貰えて幸せです♪ありがとうございます!嬉し過ぎますっ!コメありがとうございました! (2018年4月14日 20時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Haru | 作成日時:2018年2月11日 22時