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「ねえ?お出かけなんて久しぶりだけどどこ行くの?」
「いいトコ。」
鼻歌なんて歌っちゃってご機嫌だね。
太輔寝ちゃってたからもう日が暮れてきてうっすら夕焼けが綺麗だ。
駐車場に停めて歩き出した頃にはすっかり暗くなってるから並んで歩く。
「太輔?もっと変装グッズなかったの?」
よくよく見ればなんだか今日はパリっとしたジャケットなんて着ちゃってオーラダダ漏れなんだけど?
「こんなジャケット着て変装してたら余計見られるじゃん。堂々としてようぜ?」
いや、確かに。
このオーラ高い太輔と並んで歩く私は到底彼女なんかには見えない出で立ちだろうから開き直ってきたよ。
私はマネージャーなんですよ。
なんて気持ちからマネ風に装ってみる。
「ここ、入るよ?」
「はいっ!わかりました!」
あっ、マネ風が出ちゃったよ。
それなんだよ?って若干引かれながら入ったお店は・・・
え???
ってかここ・・・
「もうだいたい選んであるから試着してみて?」
って・・・?
有名高級ブランドのお店の個室に案内されてこれまたお美しい3人の店員さんに試着室に案内された。
「こちらとこちらでございます。」
はあ、そうでございますか。って。え?!
「た、太輔?!」
閉じられたドアを1度開けたら目の前のソファーに太輔が余裕の顔で座ってる。
「いいから早くして?時間押してんの。」
え?!押してるって自分が寝てたからじゃん!
心で突っ込みながら三パターンの服をあれやこれやと着せ替えられてその度に太輔が確認して真剣に選んでる。
「どれも素敵でしたけど、どう致しましょう?」
もはや店員さんは私を通り越して太輔に聞いてるしっ!
「うん。やっぱり最初に決めてたやつが一番良かった。それにして貰えますか?」
かしこまりました。ってそのまままたその服に着替えさせられた。
ぜんっぜん何が起こってんのかわかんないよ?
「いいじゃん。」
満足そうに微笑んでる太輔を他所にしかめっ面の私。
「靴はもう決まってるから。」
って、シンプルな黒のピンヒール。
「A、足のサイズ小さすぎるから用意してもらうの苦労したんだからな?」
確かによくこのブランドで私のサイズあったよね。ピッタリなこの靴を履いて、バックまで用意されてる。
高級ブランド店を後にしてその足で小さい美容院に連れてかれた。
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Haru(プロフ) - 美紀さん» 美紀ちゃん♪ここは皆さんが投稿してくれる所なので良かったらボードかメッセ欄から送って頂けたら嬉しいな(^^) (2018年5月2日 10時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - はるちゃんって呼んでもいい (2018年5月1日 18時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - 美紀さん» 美紀ちゃん♪良かったらまたコメントしてね(^^)待ってまーす! (2018年4月15日 16時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんタメでいいよ美紀敬語とかいやだから作者さんが良ければ仲良くなりたいです友達兼ネッ友から美紀か美紀ちゃんって言われてるけど好きに呼んで (2018年4月15日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - 美紀さん» オール担の方に最高って言って貰えて幸せです♪ありがとうございます!嬉し過ぎますっ!コメありがとうございました! (2018年4月14日 20時) (レス) id: 476aea9d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Haru | 作成日時:2018年2月11日 22時