40 ページ40
・
「俺の名前は、北山っていうの。北山宏光。覚えてね〜。」
「え?そうなの?」
玉森ミツからめっちゃ離れてんじゃん?
「どうしてさっき玉森なんて・・・、」
「太輔に本名言う必要ある?」
「いや・・・まあないけど。」
で、このタイミングで私に本名を教えてくれるわけね。
一つ、ミツの謎が解けたけども。
っていうか。
っていうかさ?
「あの、ミツ、どしたの?」
「なにがー?」
「いや、なにしてるのかなー?って。」
嫌じゃないよ?ひと肌っていい。
いや、さっきの太輔に抱きしめられてた時とはまた違う、ミツの体・・・
むしろ、ミツの体温を感じられるとほっとするし妙な安心感があって、ずっとこうしていても構わないくらい。
華奢だと思ってたミツの体は意外にも固くて男らしいかもしれない、と改めて思う。
スキンシップするとき、だいたい酔っ払ってて
いや、今もお酒は入ってるんだけど
ふざけてするハグとは全然違って今は変に意識してしまう。
でも、なにこれ?おかしくない?
あ、ミツのオスの欲求がここへ来て?
やっぱり私、彼の本能っていうか三大欲求的なものを無視してたよね?
寝床用意してご飯さえ食べさせてたらいいや、的な?
あれれれ?
むむむ?
ここへ来て、まさかのミツが暴走・・・・・・?ってこと?
いやいやいや、いくら溜まってるからといって私なんぞにミツが興奮するとは思えないし・・・
何してるの?って聞いてもミツはなんにも答えてくれなくて
頭を巡らせてもミツの行動がよくわからない。
ただ、彼の息が耳元にかかってそれがやっぱり変な気持ちになるっていうか、無駄にいい匂いするっていうか・・・、
ダメだっ、なにかっ、話題をっ、
「そ、そういえばさー、さっきエレベーターで一緒に乗ってた男の子がいるんだけど、すごくかっこいい人だったんだー、えとね、なんかモデルさんみたいにスタイル良くてね?色白でぇ、思わず見とれちゃったんだよ、」
とか、マジでどうでもいい、さっきあった話を振ってみる。
・・・・・・・・・、無視かい。
「えっ、きゃ、」
と思ったらいきなりそこのソファへ押し倒されていた。
922人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みん(プロフ) - Haruさん» 移行ありがとうございます〜ミツはすでに居なくなったら寂しい人ポジには入ってきたから後は太輔をどこかへ...歌手のミツ見てみたいです(ソロ) (2021年4月8日 20時) (レス) id: 299204cd01 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - あやかさん» お忙しい中覗いてくれてありがとー!あやかちゃんは意外と藤北推しだしどっちに転んでもいいかしらぁ?(笑) (2021年4月7日 21時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 久しぶりにきたら、もう1話終わっててびっくり!太輔とミツどっちをとるかのせめぎ合い楽しいな(^^) (2021年4月6日 21時) (レス) id: d1d73bb006 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - ninaさん» 私もね、ほんと、とりあえずビール飲みながら頭撫でくりまわしたいんですよとりあえず(笑)玉ちゃんのモデル設定にまで思いを馳せて頂いてありがとうございます!玉ちゃんに至ってはまだまだ未定です考えます(笑)またメッセ見てくださいねー♪ (2021年4月6日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» 歌ってほしいよねー(笑)期待に応えられるかわかりません!(笑) (2021年4月6日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Haru | 作成日時:2021年2月19日 14時