検索窓
今日:25 hit、昨日:5 hit、合計:254,174 hit

ページ32







「みつーっ。やった!全部買ってくれたの?やばー、嬉しいーっ、」


「よくわかんなかったんだよ。どれにしたらいいのか。全部そらジローじゃねーの?」


「・・・ちがう。このピンクの、どー見ても女の子だろっ?」


「そーなの?ピンクってだけで?短絡的だな、玉は」


「なにが短絡的だっ、ピンクで女の子なのっ。ぬいぐるみってそんなもんだろっ?」


「そーかなー、ま、わかんねーけど、持って帰れよー。」


「うん!マジありがと!みつ!」







あれ?
あれれれ??




気がついたら私達三人は"みっくん"から"玉"
という人にご主人様が変わったようだ。



思わずそらジローを見ると、ガーンって、くもジロー並に落ち込んだ顔をしてる。



・・・私もショック。
みっくん、かっこよくて好きだったのにな。
なんだか優しい話し方とか。声とか。瞳とか。







ふいに白くて大きな手に包まれる。





「おまえも来たかー、そうかー。どー見ても女の子じゃん?な?みつは失礼だよね。」





・・・・・・ハイ。ワタシ、オンナノコデス。




鼻がくっつくくらい間近で見てくる"玉"に、
私は一瞬で恋に落ちた。



















そら「はぁーっ、」


くも「いつまでも、ため息うるせーな。」


そら「だって。あの女の子可愛かったのにっ!もう会えないなんて!」


くも「・・・ご愁傷さま。わりーけど俺はここ、気に入ってっからさ。」


そら「おまえは玉の彼女の方がタイプなんだろっ?そりゃ、彼女も綺麗だけどさ?どー考えてもみっくんの彼女の方がっ、」
くも「てめー、玉の彼女を侮辱したらいくらおまえでも許さねーぞ??」






結局、そらジローの恋は儚くも終わりを迎え
くもジローが新たなご主人様の彼女に恋をした。




そして、私も。





「ちょっとっ。今日は私が裕太に抱っこして貰うんだからあんた達は下がってなさいよっ?」



なんだかんだ、そらジローに負けちゃうから毎度悔しい。




そして、私達の前でいちゃいちゃしてくる裕太カップル。



そんな時はくもジローと涙を飲んでそっと目を瞑るんだ。



期待なんてしてないよ?
私は、ただ、買われた先のご主人様が幸せならそれでいいんだから。



そして時たま思い出す。



私をたくさんのポツリんの中から拾い上げてくれたみっくんの事を。




えへ。
私ってば気が多いかな。




『ポツリんの恋。』


FIN





ポツリんになりたい人生でした 笑
金で買われてみたかった(結構本気)

おつかれみっくん。→←ぽつリンの恋。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (474 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2093人がお気に入り
設定タグ:北山宏光 , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Haru(プロフ) - みんさん» お粗末様です(笑)早速更新したのでまたよろしくでーす(o^^o) (2020年12月27日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - Haruさん» ごちそうさまです。パート5楽しみです! (2020年12月27日 0時) (レス) id: 299204cd01 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» あんな人、テレビの中でしか見れませんよ通常は(T_T)(悲)自分の部屋に出現したと想像するだけで。。。!!私も抱かれたい(便乗) (2020年12月23日 21時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - ななこさん» ですよね、珍しいですよね、私が書くみっくんはいつもツンデレですから(笑)優しく話を聞いてくれるみっくんもいいですよねぇ。銀髪はマジでやばかったっすね!!!! (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - みんさん» 最近あんまりそーゆーの書いてないかなー?やっぱりこのお話は色気有りき?(笑)またパート5もよろしくです♪ (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Haru | 作成日時:2020年2月14日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。