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「みつーっ。やった!全部買ってくれたの?やばー、嬉しいーっ、」
「よくわかんなかったんだよ。どれにしたらいいのか。全部そらジローじゃねーの?」
「・・・ちがう。このピンクの、どー見ても女の子だろっ?」
「そーなの?ピンクってだけで?短絡的だな、玉は」
「なにが短絡的だっ、ピンクで女の子なのっ。ぬいぐるみってそんなもんだろっ?」
「そーかなー、ま、わかんねーけど、持って帰れよー。」
「うん!マジありがと!みつ!」
あれ?
あれれれ??
気がついたら私達三人は"みっくん"から"玉"
という人にご主人様が変わったようだ。
思わずそらジローを見ると、ガーンって、くもジロー並に落ち込んだ顔をしてる。
・・・私もショック。
みっくん、かっこよくて好きだったのにな。
なんだか優しい話し方とか。声とか。瞳とか。
ふいに白くて大きな手に包まれる。
「おまえも来たかー、そうかー。どー見ても女の子じゃん?な?みつは失礼だよね。」
・・・・・・ハイ。ワタシ、オンナノコデス。
鼻がくっつくくらい間近で見てくる"玉"に、
私は一瞬で恋に落ちた。
・
そら「はぁーっ、」
くも「いつまでも、ため息うるせーな。」
そら「だって。あの女の子可愛かったのにっ!もう会えないなんて!」
くも「・・・ご愁傷さま。わりーけど俺はここ、気に入ってっからさ。」
そら「おまえは玉の彼女の方がタイプなんだろっ?そりゃ、彼女も綺麗だけどさ?どー考えてもみっくんの彼女の方がっ、」
くも「てめー、玉の彼女を侮辱したらいくらおまえでも許さねーぞ??」
結局、そらジローの恋は儚くも終わりを迎え
くもジローが新たなご主人様の彼女に恋をした。
そして、私も。
「ちょっとっ。今日は私が裕太に抱っこして貰うんだからあんた達は下がってなさいよっ?」
なんだかんだ、そらジローに負けちゃうから毎度悔しい。
そして、私達の前でいちゃいちゃしてくる裕太カップル。
そんな時はくもジローと涙を飲んでそっと目を瞑るんだ。
期待なんてしてないよ?
私は、ただ、買われた先のご主人様が幸せならそれでいいんだから。
そして時たま思い出す。
私をたくさんのポツリんの中から拾い上げてくれたみっくんの事を。
えへ。
私ってば気が多いかな。
『ポツリんの恋。』
FIN
☆
ポツリんになりたい人生でした 笑
金で買われてみたかった(結構本気)
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Haru(プロフ) - みんさん» お粗末様です(笑)早速更新したのでまたよろしくでーす(o^^o) (2020年12月27日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - Haruさん» ごちそうさまです。パート5楽しみです! (2020年12月27日 0時) (レス) id: 299204cd01 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» あんな人、テレビの中でしか見れませんよ通常は(T_T)(悲)自分の部屋に出現したと想像するだけで。。。!!私も抱かれたい(便乗) (2020年12月23日 21時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - ななこさん» ですよね、珍しいですよね、私が書くみっくんはいつもツンデレですから(笑)優しく話を聞いてくれるみっくんもいいですよねぇ。銀髪はマジでやばかったっすね!!!! (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - みんさん» 最近あんまりそーゆーの書いてないかなー?やっぱりこのお話は色気有りき?(笑)またパート5もよろしくです♪ (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Haru | 作成日時:2020年2月14日 23時