Sweet Cherry ーみっくんが恋する彼女ー4

番外編 たいぴーに恋する彼女。 ページ25

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今日は太輔の部屋で
北山さんの彼女のAっちと
玉森さんの彼女のAちゃんと三人で
リモート飲み会。



私もついに自宅勤務になって
それを太輔に報告するとそれならずっと家にいて、と半ば強制的に太輔のマンションで半同棲生活。




付き合ってからこんなにずっと一緒にいる事がなくて
太輔もお仕事に行く日も少なくて
一日中まったりしたり
イチャイチャしたり
ベットの中でずっと話してたり･･･





『･･･って！！それってずっとイチャついてばっかやん！！』



Aちゃんの大きい声がキーンって響く。



『いいなー、羨ましいー、』



Aっちのジト目がはっきりわかるこのリモート飲み会、･･･そんな羨ましそうに見つめられるなら電話だけの方が良かったかも･･･、




そして話の流れでそんなに毎日イチャついてたら下着新調しなよ、という所まで飛躍してきた。




『いいよぉ、下着ね、ちょっと攻めたの付けてると喜んでくれるよ！』


「Aっち、どんなの付けたの？」


『ちょっとね、紐系の･･･、』




待ってて！と画面から消えたと思えば
セクシー系下着をバン！と見せてきたからわわってなる。



『･･････え。普通ちゃうか？』ってAちゃんの冷めた声。


「え？これが普通？？？」


『そりゃね、Aちゃんみたいに普段からセクシーキャラじゃない私にとっては頑張ったんだからね？？』



もうーっ、とぷくっと頬を膨らませて怒ってるAっち。





･･････私の下着、




やばいね。




普通だもん。
Aっちの下着なんてとても付けられないし
それを普通と言ってのけるAちゃんなんてきっともっと凄いはずで･･･





「私、どうしたら･･･？」




太輔はどう思ってたんだろ？
正直そんな攻めたやつなんて頑張りすぎとか言われたら恥ずかしいし


いや、むしろそもそも最初からそんなのを付けるとか頭にない･･･




『簡単やん。』


『ね！簡単だよ？』


「な･･･なにが？」





『だって藤ヶ谷さんは紺色がいいって公言してるくらいだし。』


『そそ。ちょい待ってや〜、』




携帯の画面をいじり出したAちゃんはものの数秒でよし！と私に画面を見せてきた。

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