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「裕太ー?誕生日、おめでと。」
「ありがと。ギリ間に合ったな。今日中に帰って来れた。」
顔を上げて目の前のプルンってしてる唇にチュッとキスをする。
「はい、プレゼントちょーだい。」
ワンコのお手、みたいに手を差し出すと
呆れ顔になった後、ニヤリ、としてベット行ってみて?と促される。
なになに?
ウキウキと手を繋いで寝室へ行くと、
キングサイズのベットのど真ん中にポツン、と包装された物が。
「あけていい?」
くるくるとリボンを解く。
もう既にAが笑っちゃってて、余計気になるし。
「・・・『オトナの缶詰め』・・・、」
「どう?えっちな裕太にぴったりやろ?」
でかい缶詰めはマル秘、と書かれていて
開けないとどんな中身かはわかんないけど
だいたい想像が付いて妙にテンションが上がる。
「ねぇ、これくれるって事はこれでAと楽しめるって事でいいんすよね?」
「いいっすよ〜、」
鼻息荒い俺に軽い返事
いつまで経っても俺はAより優位に立てる日はこなさそうだ。別にいいけど。
返事しながら背を向けてクローゼットから紙袋を取り出してるAの後ろ姿、いや、まーるいお尻をガン見。
「はいっ、それはネタでこっちがほんとのプレゼントやねん。」
毎年貰ってる俺の好きなアパレルブランドの紙袋をチラつかせて振り向いたけど
俺にはAその物が立派なキラキラした高価なブランド物に見える。やべーな、そろそろ。
開けてみて?って嬉しそうに言われるけど
俺は紙袋をそっと横に置いた。
正直、この中身を早く知りたすぎて缶詰めを開けるのに必死なんだけど。
そんな俺に、そっちはネタやって、ってクスクス笑ってるけど、絶対絶対Aもこれ一緒に使う気だったでしょ??ってテンションマックス。
「・・・わ。初めてみるのんばっかりやねんけど。」
・・・俺も。
いざ、目の前にマル秘グッズを並べてみると使い方とかよくわかんねーものとか謎なタイツとか、ムチ的なものとか・・・、
俺の戸惑いに気づいたAは爆笑。
「ネタやって!本気で使おうするからそんな落胆するんやん!」
うるせーわ。
そりゃ本気になるだろ、普通彼女からこんなもの貰ったら!
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Haru(プロフ) - みんさん» お粗末様です(笑)早速更新したのでまたよろしくでーす(o^^o) (2020年12月27日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - Haruさん» ごちそうさまです。パート5楽しみです! (2020年12月27日 0時) (レス) id: 299204cd01 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» あんな人、テレビの中でしか見れませんよ通常は(T_T)(悲)自分の部屋に出現したと想像するだけで。。。!!私も抱かれたい(便乗) (2020年12月23日 21時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - ななこさん» ですよね、珍しいですよね、私が書くみっくんはいつもツンデレですから(笑)優しく話を聞いてくれるみっくんもいいですよねぇ。銀髪はマジでやばかったっすね!!!! (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - みんさん» 最近あんまりそーゆーの書いてないかなー?やっぱりこのお話は色気有りき?(笑)またパート5もよろしくです♪ (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Haru | 作成日時:2020年2月14日 23時