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「職場恋愛って素敵ね・・・」
「別にその子とは頻繁に会ってる訳じゃねーし、職場恋愛って感じでもねーけどな。」
「バレンタインデーに久々にお仕事一緒になるとか運命ですか?」
「・・・たまたまだろ、」
つーか、怖い。
つか、面倒くさい。
俺は義理チョコの山の一つの箱を開けて
チョコレートを一つ、取り出した。
ハート型の真っ赤なチョコレート。
「はい、あーん。」
「甘いもので誤魔化す気っ?」
「ん?甘いもので誤魔化す気はない。ほら、食え。」
むぎゅってAの半空きの口の中へ押し込む。
不服そうに俺を見ながらモグモグ。
さ、"甘いもの"なんかでは誤魔化さないし。
Aの唇に付いた赤いチョコをペロリと舐める。
「えぇっ?!なにしてる、」
そのまま唇を塞いでAの口の中のチョコレートを俺の舌で探し出す。
クチュ、
くちゅ・・・、
「あった、」
最近、キスしながら話すのが結構好きだったりする。
Aはそれどころじゃないみたいだけど。
Aの口の中の半分溶けたチョコレートは俺の舌で更に溶かされてドロドロ、
苦手な濃厚な甘さが口いっぱいに広がる。
それでも、二人で舌を絡め合ってるといつの間にか無くなってた。
「・・・・・・美味かった?」
「・・・・・・・・・う、ん、」
・・・もう感じてんじゃん。
なにその色っぽい顔。
たまらなくなってそのまま抱き上げてベットまで連れてった。
さっさと脱がせて俺も脱いで裸で抱き合って
またキスをして抱きしめてAの体にどんどんのめり込んでいく・・・
さ。
結果、誤魔化せてるだろ?
「でさー、そのスタイリストの人とは何にもないんだよね??」
あれ?誤魔化せてなかった・・・。
終わって第一声、なんちゅうピロートークなんだ?
つーか、わかんねーかな?
何にも無いに決まってんじゃん。
「俺に抱かれてもまだそんな疑問でてくんの?」
馬鹿じゃね?
抱かれ足りねーのかなー。
「じゃ、もっかい、」
「わかった、わかりましたっ、大丈夫ですっ、」
覆い被さる俺に焦って胸元を押してきた。
すん。
俺が大丈夫じゃないんですけど。
「俺、チョコの変わりにこれでいいから。」
「バレンタインデー。」
FIN
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Haru(プロフ) - みんさん» お粗末様です(笑)早速更新したのでまたよろしくでーす(o^^o) (2020年12月27日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - Haruさん» ごちそうさまです。パート5楽しみです! (2020年12月27日 0時) (レス) id: 299204cd01 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - りーちゃんさん» あんな人、テレビの中でしか見れませんよ通常は(T_T)(悲)自分の部屋に出現したと想像するだけで。。。!!私も抱かれたい(便乗) (2020年12月23日 21時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - ななこさん» ですよね、珍しいですよね、私が書くみっくんはいつもツンデレですから(笑)優しく話を聞いてくれるみっくんもいいですよねぇ。銀髪はマジでやばかったっすね!!!! (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - みんさん» 最近あんまりそーゆーの書いてないかなー?やっぱりこのお話は色気有りき?(笑)またパート5もよろしくです♪ (2020年12月23日 20時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Haru | 作成日時:2020年2月14日 23時