87 ページ41
・
お兄ちゃんが許してくれた
認めてくれたっ・・・
嬉しくて信じられなくて
しかも、私達が上手くいってないのを察して
二階堂くんに会いに行ってくれて
文句言う所か仲を取り持ってくれるなんて!!!
その割にブスってしてるのはもう許してあげるよ。
面白くなくてもちゃんと私の気持ち、尊重しようとしてくれてるんだよね?
「お兄ちゃんーっ!」
二階堂くんと仲直りできたし
その上お兄ちゃんにまで認めてもらったら私、無敵じゃん!!
勢いでリビングに向かってるその背中に抱きついた。
いや、飛び乗った、かな?
「・・・・・・っ、びっくりすんじゃねーかっ、」
「だってっ、嬉しい!ありがとう!マジでっ!お兄ちゃん、二階堂くんに会いに行ってくれてありがと!!」
「おぉ。いいから離れろ。」
「はーい。」
「・・・おい。」
だって。離れたくないんだもん。
嬉しい時、悲しい時、いつもこの背中に私は励ましてもらってた気がする。
「お兄ちゃん、・・・ありがと。」
感謝してもしきれないかも。
いつも好きな人が出来たって言う度反対されてたのも
最終的には二階堂くんに出会わせてくれる為?とか考えてしまう。
「・・・・・・わかったから。もうこれからは二階堂に甘えろよ?俺はそんな甘やかしてやれねーんだから。」
「知ってるよ。お兄ちゃんなんていっつも文句ばっかりだし、ウザイしさー。でも、たまにはいいじゃん?二人だけの兄妹でしょ?」
・・・そうだな、
聞き取れないくらいの小さな声だったけど
確かにそう聞こえたから、それに満足してお兄ちゃんから離れた。
惚気話しでも聞いてもらわなきゃ。
きっとプリプリ文句言いながらも絶対聞いてくれるはず。
今日はお兄ちゃんといっぱい話した「A?俺さ、この家出ようと思うんだ。」
「・・・え?」
「おまえも彼氏出来たんなら家呼んだりしてーだろ?そーすっと俺邪魔じゃん?俺もルミ連れ込みにくかったしさ。お互い相手いるんだし自由になる為に、そうしよっかなって。」
言ってる事はわかる。
わかるけど
・・・なんか、お兄ちゃん、変だよ?
1096人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Haru(プロフ) - さっこさん» ありがたいですー(T_T)伝わってるかな?わかりにくいかな?って本当に心配になるもので(--;)え。遠慮なくコメント頂ければ嬉しいです♪さぁ、これから第3章、お楽しみに!むふふ。 (2020年3月14日 15時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
さっこ(プロフ) - 私はこのお話大好きですよ!って、改めて言わなくても知ってますよね(笑)私ばっかりコメント連続してて、さすがに他の方が書くまで控えようと思ったんですが、意思が弱すぎました…。お兄ちゃんの自覚と、周りの気付きによって変わっていく事に期待してます! (2020年3月13日 22時) (レス) id: 6eb9e2cf38 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - さっこさん» いえいえー、毎回ありがとうございます!!さっこさんの願望。。。言いたいけど内緒にしときます!(笑)最後までお付き合いくださいー♪ (2020年3月6日 18時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
さっこ(プロフ) - 何か毎回コメントしつこくてすいません…( ; ; )終わりまでストーリーが見えた?うわぁぁ、めちゃくちゃ気になります!早く書きたくて仕方ないなんて、読み手としては楽しみで嬉しい限りです!…あれ?何となく私の願望は叶わないような気がしてきたんですけど(笑) (2020年3月6日 12時) (レス) id: 6eb9e2cf38 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - さっこさん» それがですね、一気に終わりまでストーリーが見えて早く書きたくて仕方なくなりました(笑)大きな流れは考えて書き始めるんですがどうしても途中ふらふらしてしまって(--;)でももう決まりましたので迷いなく書き進めたいと思います!妹ちゃんの行く末を見届けて下さい! (2020年3月6日 12時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Haru | 作成日時:2019年10月20日 11時