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76 二階堂side ページ30

そう思うのは都合良すぎるだろうか。




また沈黙がやってきて
もう少しちゃんと話すべきか悩む。



結局気持ち伝えられたのにきちんと断ってなかったから
軽井沢であんな事言われる原因だったのかも。



でも、いつも太田には
"もういい"とか"気にしないで"とか
確信に触れようとするとすぐにそう終わらされてたから。
でも、もう彼女いるって言ったしいっかな?



グルグルと考えてると突然太田はベットに仰向けにバタン、と転がった。




「北山さんかぁー。」


「・・・・・・おぉ、」


「敵わないよ。ニカ、趣味良すぎ。敵わないって言っても私は元々対象外だから関係ないけどさ。」


「太田・・・、別に俺は太田が女として魅力ないとかそんな事は思ってねーぞ?ただ
「友達、・・・みたいなんだよね?」




「・・・そう、なんだよ。」





だから全部先に言うなっての。




「私、ニカの事、友達だなんて思ったことなかった。
初めて会った時からずっと好きだった。
一緒に仕事出来て嬉しかったし楽しかった。
ずっとずっと、
・・・ニカが私を好きになればいいのにって思ってた。」



びびる。
今まで何となく伝えられてた気持ちをこんなに直接言われると。




「それなのにずっと友達みたいなノリでしかいられなくて
私ってバカだよね。北山さんみたいに可愛くなれないよ。


ってさ、そのノリが無かったらニカは私とこんなに仲良くしてくれなかっただろうし。そう思うと私はニカとはやっぱりどうにもなれなかったんだろうなって思うわけよ。」




「・・・・・・、太田、」



太田の言う事は何ひとつ間違ってなくて何言ってやればいいのかわかんないわ。



そして太田は何か吹っ切れたようにずっと話し続ける。





「でも、どっかでニカにとって私は特別なんじゃないかって思いたくて。それは友達だとしても良かったの。それなのに北山さんを見てるニカに堪らなくなった。すごく嫌だった。・・・それであんな事言っちゃった。ごめん。私ってほんとどうしようもないよ。」



「・・・そっか。でも、・・・そんな想ってくれてるとか思ってなくて俺も無神経だったかも。謝んなくていいし。」

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設定タグ:北山宏光 , 二階堂高嗣 , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
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Haru(プロフ) - さっこさん» ありがたいですー(T_T)伝わってるかな?わかりにくいかな?って本当に心配になるもので(--;)え。遠慮なくコメント頂ければ嬉しいです♪さぁ、これから第3章、お楽しみに!むふふ。 (2020年3月14日 15時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
さっこ(プロフ) - 私はこのお話大好きですよ!って、改めて言わなくても知ってますよね(笑)私ばっかりコメント連続してて、さすがに他の方が書くまで控えようと思ったんですが、意思が弱すぎました…。お兄ちゃんの自覚と、周りの気付きによって変わっていく事に期待してます! (2020年3月13日 22時) (レス) id: 6eb9e2cf38 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - さっこさん» いえいえー、毎回ありがとうございます!!さっこさんの願望。。。言いたいけど内緒にしときます!(笑)最後までお付き合いくださいー♪ (2020年3月6日 18時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)
さっこ(プロフ) - 何か毎回コメントしつこくてすいません…( ; ; )終わりまでストーリーが見えた?うわぁぁ、めちゃくちゃ気になります!早く書きたくて仕方ないなんて、読み手としては楽しみで嬉しい限りです!…あれ?何となく私の願望は叶わないような気がしてきたんですけど(笑) (2020年3月6日 12時) (レス) id: 6eb9e2cf38 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - さっこさん» それがですね、一気に終わりまでストーリーが見えて早く書きたくて仕方なくなりました(笑)大きな流れは考えて書き始めるんですがどうしても途中ふらふらしてしまって(--;)でももう決まりましたので迷いなく書き進めたいと思います!妹ちゃんの行く末を見届けて下さい! (2020年3月6日 12時) (レス) id: a682c15f64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Haru | 作成日時:2019年10月20日 11時

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