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次の日、大神はいつも通り通学し、授業を受け、部活に参加する。いつもと違うのは、首元には包帯が巻かれており、左の頬にはガーゼが貼られていることだろう。
「……」
大神の様子はいつも通りだ。
部員たちは特訓か何かをした結果だろうと結論づけて、誰も追求しようとはしなかった。
「……大神。」
一部を除き、であるが。
『ん、何だい？』
休憩をする為、ベンチに歩いてきた大神を風丸は呼び止める。その表情は浮かないもので、大神は励ますように笑って見せた。
『浮かない顔だけれど、どうかした？』
「……どうかしたも何も、それはお前の方だろ。」
『あは、そんな怖い顔することないじゃないか。』
大神は風丸の言葉に、困った様に笑った。
「まさか、サッカー部に入っている事がバレたのか……？」
『そんなに不安がることは無い、別の理由さ。』
「は……？他にどんな理由でお前が……」
殴れるんだよ、と言う言葉は呑み込んだ。大神の家庭事情を晒すような事だ、風丸は咳払いをした。
『よく分からない。何か父の地雷を踏んだ様だけれど、思い出してみても怒る要素が理解出来ないから何とも……あはは、眉間に皺が寄っているよ。
心配かけたようでごめん、本当に大丈夫だよ。』
「……円堂と東には、言ったのか。」
『犬に引っ掻かれたと言っておいた。』
「お前ッ……！！」
『あはは、冗談！』
『東がかなり怒っててさ……』と思い出し笑いをして話をする大神に、風丸は少し安心したように息をつく。
「そうか……まぁ、何かあったら言えよ。」
『ああ、勿論さ。』
大神は飲みかけのドリンクボトルをベンチに置くと、タオルで残りの汗を拭き取り立ち上がる。戻る準備が完了していた風丸の背中を押し、フィールドに戻った。
「大神さんッ！」
『おっと、いきなりか……ほいよ、風丸！』
「はぁ？！何処に蹴って……跳ね返りかよ？！くッそ、コントロールの鬼！！」
『あははッ、追いついてご覧よ疾風DF！』
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鷹羽(プロフ) - 雪華さん» 詳しく知っているアニメはあまり多くないのですが、上げるとするなら、このイナイレであったり、ジャンプコミックスのアニメ化した作品あたりを知っています。 (2021年3月6日 16時) (
レス) id: 338e0ddf16 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月6日 13時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鷹羽 | 作成日時：2021年2月26日 12時
