46（北人side） ページ46
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北人side
慎「壱馬さんこれどうですか？」
壱「んー俺はこっち派かな」
慎「えーでもこっちの方が…」
壱「自分の好きな方にしたらええよ笑」
新作のスニーカーのページを開き、悩むまこっちゃん
本を読みながらもチラリと雑誌へ目を落とした壱馬は、即決でスニーカーを選んでいた
陸「北人〜、はいこれ昨日言ってたCD」
北「あ、ありがとうございます」
全員での雑誌撮影。
落ち着いたピンクのシャツの上に羽織った黒の革ジャンが、陸さんによく似合っていた
陸「壱馬、あれからどうなったのかな？」
流れるようにセットされた前髪がさらりと揺れたと思えば、陸さんは机に手を置きながらそう言って、視線を奥へと向けた
壱「でも慎似たようなやつ持ってるやろ？」
慎「それが違うんですよ」
少し後ろを振り返ると、本を置き、雑誌を覗き込んではまこっちゃんに優しく話していて
北「…確実に進展あったと思いますよ」
陸「えーまじ？話聞かなきゃじゃん！」
わくわくする〜と笑いながら、
陸さんは陣さんの元へと戻って行く
慎「んー…あ、北人さんはどう思いますか？」
北「ん？こっちかな」
慎「えー」
腑に落ちないのかまこっちゃんは、そうかなぁ…と言いながら龍達が居る所へと歩いて行った
壱「後押しが欲しいんやろね笑」
んな、と同意を求めて再び本を手にする壱馬は、同性の俺から見てもカッコ良くて
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北「Aちゃんに会って来たよ」
ぱっと顔を上げて少し驚いた表情をする
北「昨日珈琲飲み行ってきた」
壱「…苦いの苦手じゃないん？」
いつもクールで物怖じしない壱馬が
唯一動揺して焦る瞬間
彼女だってそう、壱馬の名前を出しただけで…
北「心配しなくても大丈夫だよ、
ちょっと休憩しに行っただけだから」
大切な仲間に意地悪をしたい訳じゃない
壱「何かしたらあかんよ、Aに」
北「当たり前じゃん笑 好きなんでしょ？」
壱「…おん」
照れたように目線を合わせずにそう言った壱馬
北「まあ、何かあったら相談してよ」
ありがとう、と笑った壱馬
俺はただ、Aちゃんが壱馬にしか見せないその顔を見てみたくなっただけで
ただそんな風に、考えてしまっただけで。
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蘭(プロフ) - スーさん» 初コメントありがとうございます！この作品が大好きだと言って頂けたので、これからも頑張れそうです涙 そう言って頂けると自信がつきます！是非これからの展開も楽しみにして頂けたら嬉しいです(^^) (2019年11月18日 19時) (
レス) id: 9208e0cc5d (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - hkrさん» 何回も読み直して頂けているなんて…感激です…。長い文章を書いてしまっているため、読むのが大変だと思うので、尚更感激です…涙 これからも頑張りますので、是非楽しんで頂けたらと思います(^^)ありがとうございます！ (2019年11月18日 19時) (レス) id: 9208e0cc5d (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - みっちゃんさん» コメントありがとうございます！全て読んで頂けたなんて嬉しすぎます涙 楽しんで頂けているみたいで本当に嬉しいですし、これからも頑張りたいと思えます！是非これからも宜しくお願い致します(^^) (2019年11月18日 19時) (レス) id: 9208e0cc5d (このIDを非表示/違反報告)
スー(プロフ) - 初コメントです！いつも、楽しくよませてもらってます！この作品大好きです！これからも頑張ってください！ (2019年11月18日 7時) (レス) id: d70ff03ee4 (このIDを非表示/違反報告)
hkr(プロフ) - 更新ありがとうございます！ 蘭さんの作品が好きで何回も読み直してしまいます(●´▽`●) これからも更新頑張ってください！ いつも楽しみにまってます(´∀`)！！ (2019年11月18日 4時) (レス) id: 6c0b67dbf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭
| 作成日時：2019年5月26日 22時
