異世界に誘拐されたうえに何故か溺愛されちゃってます！？！？【文豪ストレイドッグス】【フョードル・ドストエフスキー】

誘拐されました！？7 ページ9

貴方side

〜約一年後〜

あれからというもの、私は驚くくらい甘やかされた、というか現在進行形で甘やかされてる
それはもう下手したらダメ人間になっちゃうんじゃないかというくらいで、これ、本当にあのドストエフスキーだよね？、中身がだれか違う人と入れ替わってるんじゃないんだよね？って程だ

ドス「おはようA、何か考え事でも？」

『ううん、何でもない、おはようフェージャ』

ちなみに名前呼びについてだけど今ではもうすっかり慣れてしまった、人間どんなことにでも慣れるんだね、うん、慣れって怖いよ……

ドス「朝食、もうできてますよ」

『ありがとう』

一度大きく伸びをしてからベッドを出る
因みにこの会話、もうほとんど毎日してる気がする………

ドス「あぁ、実は今日、僕は少し出掛けるのですがいい子で待っていてくださいね、大丈夫、すぐに帰りますから」

いや、いい子でって、一体私を何歳の子供だと思ってるの………

『わかった、気を付けてね』

ドス「！、はい」

何故かよくわからないけど一瞬驚いた表情になったがすぐに笑顔になる、何か変なことでも言ったかな？

ドス「では、僕はそろそろ行きますね」

『行ってらっしゃい』

笑顔でフェージャを送り出した
そしてここから数日、彼が帰ってくることはなかった………

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