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...
『...どういうことですか、シンさん...イリーナ先生』
ビ「残念ね、貴方は私たちに協力してもらうわよ」
死「花桐さん、僕は死神...殺し屋だよ。
他にもシン...セカンド、仮の名は幾つかある...まぁ好きに呼んでくれて構わないよ」
『...』
"セカンド"
この名を聞いた瞬間、花桐はヒュッと息を飲んだ
夏休みの沖縄旅行での鷹岡事件
自分の姉にナイフを当てていた殺し屋を思い出す
突如、フラッシュバックで脳内を埋め尽くされた花桐
『なん...えっ....』
死「そう、あの時の殺し屋は僕さ」
◇◇◇
イリーナが消えてしまった日
一人で山をおりて下校していた花桐に、またシンが現れた
よく会うなぁ、と何も危機を感じなかった花桐をいいことに
シンは優しく語りかける
母、姉、医療費、100億
花桐が興味を持ってしまう単語を並べた勧誘
その言葉にまんまと釣られた花桐は後ろに立っていたイリーナに気付かず、口元を布で隠され薬をすってしまった
意識を失った少女を優しく抱き留める死神
イリーナと2人で、放水路へと向かった。
そして今目を覚ました彼女は、状況が把握出来ておらず
自分を攫った張本人へ驚きの目を送る
死「大丈夫、殺さないよ。僕は君の気持ちをちゃんと理解してる
家族に見放され、忘れ去られ、姉は自分のせいで事故にあってしまった。
自分が許せないんだろう?姉がまた目を覚ますのを願っているだろう。
君は手段を選ぶ状況では無いし、選ばずにちゃんと
自分の、姉の幸せを掴まないと。
僕とイリーナは、君を全肯定するよ
だから安心して、僕たちに身を委ねるといい」
そう言って洗脳に近い言葉を花桐に囁いた死神
その様子を遠くから伺うイリーナ
そして、花桐は彼の言葉に涙を流した。
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りんご - こてんさん» もちろん応援します!無理なさらずに頑張って下さい。 (4月6日 16時) (レス) id: 169b1ab724 (このIDを非表示/違反報告)
こてん(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます!!続きはただ今執筆中です。書き溜めを更新していきますのでしばらくお待ちいただけたらと思います。また、近いうちに修正もやりますので、それも含めて応援よろしくお願いします🙏 (4月6日 14時) (レス) id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 素敵な作品をありがとうございます。まだ、続きはございますでしょうか?是非とも、最後の最後まで見届けたいです。 (4月6日 13時) (レス) @page14 id: 169b1ab724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こてん | 作成日時:2024年2月17日 12時