高嶺の花桐さん 4【赤羽業】

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『.....体罰で訴えます』

殺「にゅや！？海より深い訳がありまして...」

『冗談です』







何気ない日、花桐は殺せんせーからもちっとビンタを食らった



問題を起こした生徒が居て彼らにもビンタを食らわせたが
皆平等に、ということでこうして花桐も道連れになってしまった







2週間テスト勉強禁止

花桐含め彼らは反省すべく、園の手伝いを行った





◇◇◇




待機児童や不登校児を預かっている施設にて。


施設の園長に怪我をフリーランニング組が負わせてしまって彼らが代わりに面倒を見る事になった







「おねーちゃん、名前なんてゆーの？」

『花桐Aと言います。よろしくお願いしますね』

「わたしももか！」

「わたしみれい！」

「ぼくはゆうと！おねーちゃん、あっちで遊ぼう？」











花桐から溢れ出す品の良さや、立ち居振る舞いにて
憧れと尊敬の眼差しが降り注ぐ

花桐も幸せそうな笑顔で子供達の相手をした









業「ねぇ、渚くん」

渚「なに？」











業「俺たちに子供が出来たら、あんな感じになるんだろうね」

「「「！？」」」



渚「....き、気が早いよカルマくん！！」













そして2週間経ち、建物も大改造
園長も大満足した







それから彼らE組は子供達と別れて
二学期中間テストに挑んだのだが



結果は惨敗

上位ランクから弾き出されてしまった






だが赤羽と花桐は2位と3位と、好成績を収めていた









『自分より下の人間を嘲笑うことしか出来ないなんて、
悲しい方々』

瀬「てめっ...！」







業「次は俺らも容赦しない」










赤羽はそれだけ言い残し
花桐の手を繋いで帰って行った







翌日、彼らは烏間やイリーナに謝り
身につけた力は人の為に使うと約束した










そして国から新しい装備が支給された彼らは
さっそく殺せんせーに見せびらかしに行った

高い所から落ちてもダメージがほとんど入らない優れ物





この新しい装備を人を守るため以外に使わない

そう決心したE組だった

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