【銀魂】空から女の子が降ってきました。【劇場版】

48,「仲間と書いて友と読む」 ページ48

いや、桂君だけではない。



妙ちゃん、さっちゃん、月詠ちゃん、柳生一派………沢山の人が、集まっていた。








『な、んで……』






＿＿＿「Aさぁぁぁあああん！！！！」










＿＿＿＿＿＿ドゴォォオオ！！！！








『っぐ！！？』






するとその瞬間、誰かが突進してきて思いっきり抱き締められた。






『……って、有くん！？』



有「なんで消えたんですか！？俺、凄く心配で…！」



『ッ有くん……』



有「Aさんがいなくなったら俺が満足するまでぶっ叩いて罵倒する人がいなくなるでしょ！！」



『…有くん………』






有くんはどこまで行っても有君のままだよね。






沖田「オイ、クソガキ。気軽に触ってんじゃねー斬りますぜィ」






ていうかそれより……






『皆、怖いくらい通常運転だね…？今、一応攘夷戦争真っ只中なんだけど』


土方「……お前がいるなら、俺らはいつだろうと変わんねーよ」






え、






近藤「Aちゃんは大切な華だからな」






待って照れる。






沖田「まァ、Aがいなくなったらつまらねーですから」






総悟がデレたｧｧｧｧｧ！！！！



やばいな、今は攘夷戦争の真っ只中。天人なんて現在進行形で襲ってきてる。なのにこんなのんびりしてて良いのかな。






でも、不思議と焦燥も恐怖も感じない。










＿＿＿＿銀時「行くぞォォてめーらァァ！！！」










そこにあるのは、ただの自信。
仲間と歩んでいけるという……ただの自信。



口角を上げて……真撰組の皆と共に駆け出した。







近藤「万事屋に続けェェエッ！！！」








＿＿＿＿＿＿ワァァァッ、！！！








万事屋の勢力と、天人の勢力が…ぶつかった。



喧騒が大きくなる。






『よっ、ほ、っと、』






殴って。





斬って。





蹴って。





斬って斬って斬って斬って。
斬って斬って斬って斬って斬って斬りまくった。


ただひたすら、目の前の敵を地に潰した。








＿＿＿＿＿＿ドォォン！！！！！








斬り伏せた勢いのまま……思いっきり相手を吹き飛ばす。天人の姿が見えなくなるまで刀を動かし続ける。


後ろからの迎撃に気をつけながら…敵を斬っていった。





(……嗚呼、戦いやすいなァ、)





何だかんだ真撰組の皆に背中を任せるのが…やっぱり一番、安心した。










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