【銀魂】空から女の子が降ってきました。【劇場版】

47,「ここにいる」 ページ47

ていうか待って待って待って待って。






『えちょっと待って？そもそも何で長谷川さん此処に居んの？』






まずどうやって来た？未来を改変した以上私達の事は知らない筈。






長谷川「いや寂しいだろうなと思って酒持ってったら攘夷してる銀さんとどんちゃん騒ぎしちまって」






えどんちゃん騒ぎ？酔い潰れてるって事？つまり？？






銀時「今日ここに…俺来ないのォォォ！？！？」



『じゃあ銀時君殺せないどころか…魘魅まだピンピンして、る？』






前方を見ると、遠くに紫色の光を放ち此方を見据える魘魅の長が目に入った。アッ、ヤバーイ。






『待って魘魅も何とかしなきゃいけないの？！ちょ、銀時君厭魅何とかしてよ過去に倒したんでしょ！？』



銀時「無理だわ馬鹿！！」



『分かったじゃあ私午後から頑張るから午前中ボランティア宜しく！！』



銀時「嫌っつってんだろ！！つかもう倒す倒さない以前に未来改変どころか全員完結篇でおしまいだ！！」








長谷川「……未来なら、もう変わったさ」




『は、』



長谷川「だから俺はここにいる」






そりゃ確かに長谷川さんがここにいるのは有り得ないけれど…









「見ろ！攘夷派の軍勢だァァ！！」
「討ち取れェェ！！！」







＿＿＿＿＿＿ワァァアア………ッ、







『！？やばっ、』






…すると、幕軍と天人供が一斉に斬りかかってきた。ヤバイと思ったその瞬間＿＿＿








＿＿＿＿＿＿ドォォオオオンッッ！！！！








『っ！？』






天人共の軍勢に、爆撃が襲いかかった。






銀時「なっ、」






＿＿＿誰だ、仲間か？素性は……？






『っえ…』






「そう、だから僕らはここにいる」


「てめーらが作った未来を、」


「二人が救った世界の未来を……」


「ぶっ壊すために！！」


「何の挨拶も無しに…俺らから離れられるとでも思ったかィ？」






新八君、トシ、神楽ちゃん、近藤さん、総悟。



此処にいる筈の無い皆が、そこにいた。






『なん、で？』



沖田「ンなの決まってるだろィ。Aと、ついでに旦那を取り戻すんでさァ」



『何を言って……私達を救う未来に変えるだなんて…そんなの戦闘力も時間も足りないし出来る訳、』







＿＿＿＿＿＿＿「出来るさ」







『！』



「戦うのは、お前たちだけではないからな」






凛とした声が上がる。


そちらを見ると…桂君が、腕を組んで立っていた。









ー

48,「仲間と書いて友と読む」→←46,「何でだよ！？！？」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す