鬼ごっこ6 ページ7
悲鳴嶼さんから逃れた先には無一郎くんが立ちはだかる。
何気に1番厄介かもしれねぇこの少年。
ほぼ無関心。意識を逸らすのも容易ではない。
「ねぇ、まってよ。僕のお嫁さんになってよ」
『だぁぁから!私は誰のお嫁さんにもならん!!!それに無一郎くんとは年齢差もある!!』
「年齢?そんなの関係なくない?」
『それ以前なの!!私は独り身がいい!!』
あまり喋る印象のない無一郎くんが喋ってやがる
「あー、Aの料理、食べてみたいなぁ。毎日。」
『残念!私料理できない!!!はっはっは!』
「え?できるに決まってんじゃん。だってAだよ?」
『なぜ決めつけるのおおお!!!理想を押し付けるな!!』
料理は出来るわけでも出来ない訳でもない!
普通!The普通!
っていうか!私柱になってから柱の誰にも自分の料理振舞ったことありません!!!
「ねえ、疲れちゃうからそろそろ捕まってくれない?」
『何言ってるんです!?君が追いかけなければ済む話だ!!!さあ撤退しろ!』
「やだ。」
『あっかんべーもききません!!!』
「じゃあどうしたらお嫁さんになってくれる?」
『どーーうしても誰のお嫁さんにもならないの私!!!どいつもこいつも分かれやこの野郎!』
「あはは、口悪いのもいいよね。僕は好きだな。」
...ダメだこの人!!
どーーうしたら退いてくれます?
『うぁぁぁ炭治郎ここにいてくれたら楽なんだが!!』
「あっ、呼びまし......あれ」
『炭治郎!!!無一郎くん止めてくれ!!この人怖い!!追いかけてくる!』
「なんで?僕はAを最初に捕まえてお嫁さんにするんだ」
「胡蝶さんから話ききました、頑張ってください!」
『...はぁぁぁぁぁぁぁ!?!?えええ!?そんなことある!?ええ!?』
まってまって、やばい。え、倒れる。
コケた。私としたことが
あ、無一郎くんに捕まる
嫁にさせられる...あ...おわた...
「姉さん!」
え、倒れてないってか浮いてる?
「邪魔しないでくれない?」
『善逸ううううう!神!』
「ギャァァァァァ姉さんから褒められたァァァァ!」
え、まって落とさんといて?え?
「ギャァァァァァ姉さん落としてしまったァァァ!」
『善逸ううう!さっきの言葉取り消す!この野郎!』
まあしかしその勢いで地面を思いっきり蹴って速度上げてせんせーの元へ向かいました。桑島せんせー。元鳴柱の!!
その途中でいつの間にか無一郎くんは撒いたらしく、ヘトヘト歩いてせんせーの元へ向かいました。
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桑原杏奈(プロフ) - 面白過ぎて寝れなくなりましたwww (2021年1月14日 3時) (レス) id: 91bf1b8083 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置(プロフ) - あ,好き← (2021年1月12日 22時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
みからん。(プロフ) - 湯ノリさん» ありがとうございます!! (2021年1月11日 20時) (レス) id: 3c762f9a68 (このIDを非表示/違反報告)
湯ノリ - 面白いい!好き! (2021年1月11日 0時) (レス) id: f65b8d111d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ka:ran | 作成日時:2021年1月9日 0時