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小さな夢 ページ43

『さてさねみん!台所かりっぞー!』
「さねみんはやめろォ!」
『ねえさねみんの屋敷ろくな食べ物ないじゃん!!』
「さねみんって呼ぶのやめろォ!!」
『ねえほんとさねみんいつも何食べてんの』
「A...さねみんって呼び方」

んお?やべっ、お怒りかい?

『ねえ答えてよさねみーん』

伸ばしてみたぜ

「テキトーに食ってるわ。」

諦めた?え?

『さねみん明日街行くぞ。食料買いに行く』
「はァ?」
『さねみん栄養取れないだろこれしかないんなら!!』
「べつにy」
『良くねぇ!!!柱だろうが!!栄養とって体調管理に強い体作り!!意識しろ!!』

私の彼氏だろ!?彼氏になったんだろ!?え?
死なれたら困るんだよてめぇ
なんだ死んだら後追いしてやろか?あ?

『なんとか今日はここにある食材でやりくりしまーす。待っとけー』

おいさねみん黙っちまったじゃねぇか
誰のせいだ!...あ、私か。私だったわ。私しかいねーな。

けど悪いこと言ってないもんね!

さーて。主食ねぇな。しゃーねー我慢だ
味噌汁とテキトーな炒め物
...米もねぇじゃねぇか!!
なにこいついつも何食べてるん?え?

...麺があった!!

よっしゃ蕎麦だな。良かった良かった
まともな飯が食えるぜ!

『さーー実弥ちゃんご飯よ〜!!』
「コロコロ呼び方変えんなァ!」
『うーん...さねちゃん?さねみん?実弥ちゃん?』
「さっきまで実弥って呼んでくれてたじゃねェか」
『...あー!はいはいはい。呼んでましたね』
「それで呼べェ」
『うん!さねみん!』
「違ェ...」

結局は笑ってんだよなこいつ。
うん。まあいいや

『はい!蕎麦ー』
「んにしても料理出来んの意外だったなァ」
『まあな!一応小さい頃は将来の見合いの為に家事めちゃくちゃ訓練されたかんね。舐めてもらっちゃー困る。...その中でも料理はあんま好きじゃなかったけど...』
「どーりで台所に立つ姿が彼女ってより嫁に見えた訳だァ」
『それ関係なくね?』

料理は鬼殺隊に入ってから好きになった
人に食べさせた時、美味しいって言われるのが嬉しかったから

『好きになった人の嫁ってのも、小さい頃は人一倍夢見てたもんだ』

人に聞こえないくらいに小さな声で呟いた
これは実弥に聞こえていないで欲しいね。
ほんとに。

あたしは女だ→←お似合い?



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作品ジャンル:アニメ
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桑原杏奈(プロフ) - 面白過ぎて寝れなくなりましたwww (2021年1月14日 3時) (レス) id: 91bf1b8083 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置(プロフ) - あ,好き← (2021年1月12日 22時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
みからん。(プロフ) - 湯ノリさん» ありがとうございます!! (2021年1月11日 20時) (レス) id: 3c762f9a68 (このIDを非表示/違反報告)
湯ノリ - 面白いい!好き! (2021年1月11日 0時) (レス) id: f65b8d111d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ka:ran | 作成日時:2021年1月9日 0時

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