求婚鬼ごっこ【柱】

鬼ごっこやり返し ページ40

｢まぁよ、こういう取り合いにしたのは一種の遊びでもあるしよ｣
｢...あ｣
｢宇髄、それは｣

『なんだとゴラァ宇髄！聞き捨てならねぇ事が聞こえたんだけどよぉ？あ"？しっかり聞かせて貰おうじゃないか』

宇髄はやっちまったというため息
他のみんなはあいつ言いやがったという目

｢す、すまねぇ｣
『何がすまねぇだ？あ"？てめぇに関しては2回私の屋敷に不法侵入したなぁ？宇髄。
さらに寝てるところを捕まえようとして？え？1番狡い手使おうとしたよな？な？な？』

他の柱は許したくないが不法侵入and寝込みを捕まえようとした宇髄に比べりゃどうってことねぇ。

『覚悟は出来てるよな？当然だよな？もし私がお前に捕まってたとしてもだ。当然の報いはあるわけでよお』

私今多分ものすごく怖い顔してる！
不死川以外の柱男性陣、そして善逸まで顔青ざめてる！！

私の顔面って凄いね！！

『宇髄、次は私との鬼ごっこだな
捕まったら私からのキツイお仕置だ。
そして私が宇髄を捕まえるまでこの鬼ごっこは終わらない。分かったな？それくらい覚悟の上だよな？当たり前だな？』

ふふふ、私だってやるときゃやるんでね。

『さー！今はとりあえず集まってるし！蜜璃ちゃんのご厚意に甘えて楽しもー！！』
｢ははっ、宇髄のお仕置手伝うぜェ｣
『おっ！頼もしー！実弥！！』
｢き、急に呼び方変えんなァ！｣

そんな私たちを見てみんなが幸せそうに笑ったり
煉獄がお酒飲んで酔っ払ったり
善逸が泣きながら｢姉さんおめでとううう！幸せになってねええ！｣と引っ付いて来たのを実弥が引き剥がしたり
宇髄にしのぶちゃんが謎の注射をうち、宇髄が一気に泥酔状態になったり。
伊之助に食べ物分けすぎて炭治郎が少し後悔していたり。

夕方なのだが夜のような盛り上がりだった。

『善逸！私の継子にならない？』
｢姉さんの継子！？え、姉さんから稽古してもらえるの？｣
『もちろん！どう？ほぼ毎日姉さんに会えるよ？』
｢もちろんなるよおお！姉さんと会いたいもん！！｣
『じゃ！後から辞めますってのはなしだよ？いい？』
｢もちろん！！｣

さあ善逸くん、厳しい訓練ですよ。
あ、"風柱様"も訓練してくれるかもね！！
よかったね善逸！！

逆転鬼ごっこ→←どうしてこうなった

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す