求婚鬼ごっこ【柱】

どうしてこうなった ページ39

甘露寺邸、たくさんの人が集まりました。

｢A、独り身が良かったんじゃねぇのか？｣
｢不死川さんに無理やりそうされたんじゃないの？｣
｢うむ！説明を願いたい！｣
｢......(納得)できない｣

...ははは。

『てめぇらなぁ！よくそんなこと言えるよな？私に求婚迫って追っかけてきてよお！
ってか不法侵入者宇髄！！お前は私が独り身がいいと理解した上で追っかけ回してたの！？頭おかしいんじゃないすかねぇ？』

うーん、頭おかしいね

｢Aの独り身がいいってのはどうした？｣
『私の話聞いてんのかぼけぇ！！独り身がいいってのは色々あって馬鹿らしくなったわ。』

あーあー。なんでそんなに詰め寄ってくる？ねえ？暑苦しいぞ4人こちらにグイグイと近寄ってきて

｢てめェら俺の女困らせんなァ！｣
『不死川ー！！助かった！』

その様子に不死川以外全員ぽかんとする。
え、なになに、こわいっす。

｢姉さんが乙女の顔してる...｣
『はぁ！？私乙女ですから！ってか善逸いたの！？』
｢姉さんが結婚するって言うから来たんだよ｣
『...は？結婚？話ぶっ飛びすぎじゃね！？』
｢あら、結婚と聞いたんですが...｣

ってこーとーは？

『蜜璃ちゃん！？みんなを結婚するということで呼び出した！？』
｢ちょっと気が早すぎたわね！！ごめんなさい！！｣
『あ"ー！！蜜璃ちゃん可愛い天使！許す！！だけど気が早すぎるよ！？』

ちょっとー！みんなまた呆然としてんだけど！？

｢俺はまだ諦めない！｣
｢派手に俺もだ！｣
｢...僕はどうでもいいや｣
『無一郎いい子』
｢...諦めない｣
｢じゃあ僕も諦めない｣

『あ"ー！！！なぜ！？いい加減諦めろや！』
｢大丈夫だァ。誰にも渡さねェ｣

肩を引き寄せられた。なに、距離近すぎっすよ
わお顔の傷思ったより痛そうだな君
ってそうではなくて髪サラサラだな！

｢姉さん！本当に風柱様と付き合ってんの！？大丈夫なのその人！？｣
『んえ？うんついさっき付き合うことになったぜ。大丈夫不死川いいやつだからさ！』
｢大丈夫なのその人とはいい度胸だァ。｣
｢ｷﾞｬｧｧｧ｣
『不死川ー、こいつ弟弟子なんだわ。私の顔に免じて許してやってくれ。ってか代わりに私がやっとくわ』
｢えっ！？姉さん！？姉さん！？何その笑み！？｣

よーし。善逸、君は私の継子にしたげる！
ビシバシ稽古をつけたるぜ

『ってことで。私を捕まえたら不死川にボコボコにされるぞストーカー共！』
｢おゥ、上等だァ｣

鬼ごっこは、こうして幕を閉じた

鬼ごっこやり返し→←鬼ごっこ終了の音

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す