求婚鬼ごっこ【柱】

鬼ごっこ1 ページ2

｢まてェ！！！俺の嫁になれェ！！！！｣
『ひぃぃっ、嫌ですうう！ってかそんなおっかない顔で追いかけてこないでください！！怖い！もっと嫁になりたく無くなる！！』

最初に出くわしたのは不死川さんでした。
殺気放ったおっかない顔で嫁になれと追いかけてきています。
怖いです。

『だから怖いですって！！まじで！殺されそう！！』

怖いと連呼しながら逃げながらちょいちょい後ろを確認すると、とんでもない光景が...

『まてまてまて！そんな顔出来たんですか不死川さん！？そんなめちゃくちゃ楽しそうな笑顔で追いかけてきても嫁にはなりません！！ってか逆に怖い！！』
｢じゃァどんな顔すればいいんだよォ！！｣
『どんな顔したって私は嫁にならないですうぅぅ！ぎゃぁぁぁぁぁ！！！』

あれ、あそこに善逸いるじゃない！！

『善逸！！善逸！！おいいい！』
｢...えっ、まってええええ！？え！？｣
『姉さんのピンチだぁあ！！助けてぇぇぇぇ』
｢いやだぁぁぁぁこわいいいいい！｣
『なんでええ！？なんで一緒になって逃げてんのぉぉぉぉ！？』

助けを求めたはずの善逸まで私の横に並んで一緒に逃げているの
何故だ！？

｢まじで怖いんだけど！？｣
｢誰が怖いだァ！！｣
｢ｷﾞｬｧｧｧｧｧ！！！｣

善逸には悪いけどこっそり抜けさせてもらいました！
不死川さんはすぐにまた私を探し始め、善逸が思いっきりキョトンとした表情をしていました。

今度なんか奢るから許せ善逸！



※Aは善逸の姉弟子です。善逸を継子にしようか迷ってるところでした。
今はそんな余裕ない！こいつら(柱)怖い！！

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