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「 今日のテストめっちゃ難しかったことない？ 」
「 お前だけだろ 」
「 最後の問題なんて答えた？ 」
「 3 」
「 は？！！ 1200じゃないの？！ 」
どうしてそんな答えになんだよ。
なんて軽く突っ込んで自販機で買ったカフェラテを啜る。
暖かいカフェラテが、喉を通った。
ふわりと香る甘い匂いは、嫌いじゃない。
かといって、甘すぎるのも嫌いだ。
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食べ物も、人も。
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「 北斗って嫌いなもんあんの？ 」
「 お前かな 」
「 いや食べ物だよ！！！！ 」
「 お前嫌われたのには触れないんだ 」
「 悲し！！！！！ 」
「 反応遅いね 」
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甘すぎない、だけど苦すぎない。
そんな奴が好きだ。
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お前、今日樹と何話してたんだよ。
なんて、言えるわけでもなく。
どんどん、君と歩く時間が失われていく。
嫉妬？そうなのかもしれない。
あるいは、憎い。
仲良さそうに笑って、誰にでも好かれる彼奴が、憎いのかもしれない。
そして、自分はなんて惨めなんだと思ってしまう自分も嫌いだ。
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「 ほーくとっ 」
「 はーげんだっつ 奢ってよ 」
「 うん 」
「 え！！！ 今日北斗優しい！！！ 」
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今日は、そんな気分だった。
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