爆モテとまつむら。 ページ30
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「 おっけ、じゃあまたねー。 」
キラキラとしていかにも ″ カースト上位です！ ″ というような女の子たちに手を振る、、爆モテやろう。
田中樹。
「 あ、A 」
「 ひぇっ 」
「 ンだよその変な声は 」
しかしそれは、私には爆モテやろうではない。
ただの やろう である。
「 てかお前、北斗と一緒に居ないの？ 」
「 北斗今日日直だからさー 」
「 ふーん。 」
いや。
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聞いておいてそれかよ 。
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「 …… もっとなんかないの？！ じゅりは！！！ 」
「 はいい？！？！ 」
「 さっきの女の子たちには爆モテイケイケ田中樹の癖に！！！！ 」
「 なにそれ？！？ 」
「 確かにさ！！私って可愛くないけどそれはないじゃん？！？ 」
「 マジお前なに？！？ 」
こういう会話が暫く続いた。
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「 …… Aほんとにどうした 」
「 あ、 北斗 」
「 急に静かになるのやめて？？ 」
日直を終えたであろう北斗が私とじゅりの間に座る。
「 …… まー、Aにはああいう可愛い女の子には
程遠いんじゃね 」
「 北斗まで？！ 酷すぎません？！？！ 」
「 はいはい帰るよー 」
ずるずると北斗に引き摺られて、廊下へと動き始める。
「 …… っは、お似合いじゃん、ふたり 」
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((( Aはさ )))
(( なにじゅり ))
((( 可愛いよ、凄く )))
(( …… は ))
((( 皆の前では恥ずかしいから言わないけど )))
(( …… そういうのときめいちゃうから辞めよ！！じゅり！！！ ))
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((( …… っはは、かっわいい。 … 北斗には、言えないけどね )))
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