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Fragment207 ページ7






そして、なんとか午前中の授業は終わり、昼休みも終えて5限目と6限目の授業も終わり、残すは7限目だけだった。



……でも頭痛なのかわからないけど、軽く頭が痛い
んだよね。





正直、辛いから早く家に帰りたかった。





すると、沙耶が心配そうに私の席にやってきた。






沙「A、本当に大丈夫?弁当も残してたし…」






《なんか、食欲ないんだよね…笑》






沙「笑い事じゃないから笑…どれ?」






すると、沙耶は手を伸ばして私の額に手をあてた。






沙「うーん…熱は…ないね」






《寒気しないから大丈夫だよ》






沙「でも顔色悪いよ。正直に言って?」






「……」





《ちょっと頭が痛いかも》






完全に心配してくれる沙耶…


私は誤魔化して黙ってたんだけど、余計に心配されちゃって、正直に伝える事にした。






沙「やっぱり体調悪いんじゃん。ほら保健室で休んできな?次の授業、先生には言っとくから」





《そうする。ごめんね、ありがとう》






こうして私は、保健室で休む事にした。



ボーと何も考えずに3年の廊下を歩く。





だけど…






海「あ、Aちゃん」





階段の方にいけば、目の前には海人くんと朱莉ちゃんが立っていた。



あまり見たくない光景…今は特に……






朱「ねぇ、聞いてよAちゃん!海ちゃんってば、
レッスンで疲れた後は、おにぎりに限る!とか言い出すの!意味わんなくない?!」





海「ちょっ…余計なこと言わなくていいから!」





朱「レッスン後なんて普通、水分でしょ!」





海「だからお腹空いた時の話!練習には、おにぎり
に限るの!」





朱「…海ちゃんの脳みそ、どうなってんの笑」






……だから、私には2人の会話には、入り込めないん
だって…



ただえさえ、声が出ないのに…





私がメモに書く時間を待たされるだけだ。






《ごめん、ちょっとトイレ行ってくるね。2人とも早く戻らないと授業始まるよ?》





私はわざとメモに書いた事を嘘ついて、2人に見せてから急いで階段を降りた。






朱「トイレって…そっちじゃないよね?」





海「………」








…………………………………………………………


練習はおにぎり…

ちょっと、あるアニメキャラクターの台詞をかして
もらいました笑(ごめんなさい)

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祐莉 - いつも楽しく読ませてもらってます。主人公・高橋君・朱莉ちゃん・井上君の四角関係の予感が強まりましたね。主人公と高橋君は、まだ自分達の気持ちを自覚していないようなので、ライバルの存在は強敵ですね。 (2018年9月18日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるん - 一番初めのやつから見てますけど、今が一番面白いです!投稿がんばって下さい!! (2018年9月9日 17時) (レス) id: d2a836d0c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2018年9月7日 16時

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