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Fragment247 ページ47






男「まっ、お客によっては大ウケになるだろうから
楽しもうぜ!」




海「自分は女装しないからって…」




男「仕方ないだろ?くじ引きなんだし」




女「それはともかく!海人くんいったんメイドなりきって喋ってみて?」




海「はぁ…?!無理っ!!絶対、無理!!!」




男「おいおい、他の女装する男子だって、なりきるんだから海人お前、わがまま言うなよ」




海「てか、なんで女装する男子みんな、張り切って
んの…ていうか、もしかして嫌がってんの俺だけ?」




男「そりゃ、オネエになりきってる奴はいるだろ笑」




海「オネエって……ありえない…」




女「さぁ!女装する男子と男装する女子はここに集まって!当日の為にもなりきってもらうよ!」




「「「おおおおおぉぉおおお!!」」」




海「……」







……と、クラス全員が声を上げて張り切る。




これは当日が楽しみで仕方ないないな笑





海人くんはあんま乗り気じゃないみたいだけど笑






沙「…海人くんって案外、嫌なものは嫌ってはっきり言うタイプで、顔に出やすいんだね笑」




《そうみたいだね笑》




沙「じゃあ、私も向こうに行ってくる」





隣でそう沙耶は言いながら、立ち上がり私は頷いた。




まぁ、女装するだけでなく、メイドになりきらないとダメだから大変だもんね…笑



沙耶も執事になりきらないとダメだし…




私もできる限り、サポートできたらいいな。






でも、まぁ…


海人くんのメイドには期待しかないけど…笑






そう思いながら、海人くんの方を見ると…


目が合った。





海「……っ!」





目が合った途端、海人くんは慌ただしく、私から
背を向けて目を逸らした。





…え、どうしたんだろ…?



顔もなんか…赤かったような気がするし……





「……?」





よくわからないけど…



多分、私にメイド姿みられて、恥ずかしいから
照れてるのかな…?





そう思うことにしてると、同じ衣装係の子が私に話しかけてきた。





女「A〜、今度はクラスTシャツ考えるよ〜」





そっか。裏手や自由行動する時のTシャツも当日は、
着る事になるから、考えないとダメなんだ。



私は頷いて、その子のところに行った。





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祐莉 - いつも楽しく読ませてもらってます。主人公・高橋君・朱莉ちゃん・井上君の四角関係の予感が強まりましたね。主人公と高橋君は、まだ自分達の気持ちを自覚していないようなので、ライバルの存在は強敵ですね。 (2018年9月18日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるん - 一番初めのやつから見てますけど、今が一番面白いです!投稿がんばって下さい!! (2018年9月9日 17時) (レス) id: d2a836d0c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2018年9月7日 16時

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