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Fragment246 ページ46






体育祭を終えて、季節はあっという間に10月。




衣替えシーズンとなり、



だんだん肌寒くなってきた頃、私達は文化祭の準備へと取りかかっていた。






沙「A〜、これで合ってる?」




《うん、すごく似合ってるよ!》




沙「ならいいけど…でもなんか憂鬱な気分…笑」





私達のクラスはゆっくりできるようなカフェをする事になったんだけど、カフェだけじゃ普通で面白くないから…と、話し合った結果、



【男女逆転 メイド in 執事の喫茶カフェ】





…という題で、やる事になった。





そして沙耶がなんで、そんなこと言っているかというと、もちろん執事服を着て男装しているから。




沙耶…案外、似合ってるんだよね笑






沙「Aは衣装係だけだっけ?」




《うん。あと当日は裏手の手伝いもするよ》




沙「いいなぁ…私も裏手のほうが良かった」




《けど裏手でも当日は大変だよ笑》





…そう、私は衣装係と当日は裏手でカフェや飲み物など用意する係となっている。



もちろん…私は声が出ないから…接客はできないわけで、男装しなくて済むから嬉しいんだけどね笑





沙「でもさ!A、絶対に男装、似合うと思うん
だよね!」




「…!?」




沙「さっき空き教室で男装する女子、みんな言ってたよ。Aが男装しないなんてもったいないって」




《残念ながら男装はしたくないです笑》




沙「そっか笑…クラスみんな、もったいないって言
いながらも、声が出ない事はちゃんと理解してくれ
てるからね」




《うん、裏手と衣装係、頑張るよ》




沙「Aは昔から裁縫、得意だもんね!将来、絶対いいお嫁さんになりそう〜笑」




《なに言ってんの笑》





男「ぎゃははは!海人お前、全然似合わねーな!」




男「やべー!超うけるんですけど笑」




女「海人くん最高!笑」





すると、クラスの男子と女子達の笑い声と共に、女装した男子が教室に入ってきた。



…そこには、メイドに女装している…海人くんの
姿もあった。





海「も〜みんなして酷くない!?似合わない事は自分でもよくわかってるけどさぁ…」




男「そこは認めるんだな笑」




海「似合わないから、女装なんてヤダって言ったの
に〜…」





海人くん…笑





…なんだろう?



確かに…似合わなくわない…かな?笑



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祐莉 - いつも楽しく読ませてもらってます。主人公・高橋君・朱莉ちゃん・井上君の四角関係の予感が強まりましたね。主人公と高橋君は、まだ自分達の気持ちを自覚していないようなので、ライバルの存在は強敵ですね。 (2018年9月18日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるん - 一番初めのやつから見てますけど、今が一番面白いです!投稿がんばって下さい!! (2018年9月9日 17時) (レス) id: d2a836d0c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2018年9月7日 16時

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