Fragment202 ページ2
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え…
海人くんの…知り合い…?
?「そうだよ!思い出してくれて嬉しい」
海「えっ、久しぶりってところじゃないよな!もう何年もあってないし」
?「うーんと…もう5年ぶりだよ。中1の時に引っ越
したから」
海「じゃあ、ここにいて、その制服ってことは…」
?「そっ、父親の都合でまた戻ってきたの。戻ってきたっていっても神奈川じゃなくて東京だけど笑」
海「へぇ、そうなんだ笑」
?「でも、まさか海ちゃんと同じ高校に行けるなんて思わなかったな笑」
海「俺もびっくりだよ…ていうか、海ちゃん呼びやめて?恥ずかしいから笑」
?「えぇ?なに言ってんの?昔からの呼び名を変えられるわけないでしょ?」
海「……何も言えない」
…さっきから2人で盛り上がってるけど……
2人が知り合いだっていう事はわかった。
ただ、お互い笑顔で笑いながら話してるのを見て、
私も沙耶も教室にいる他の皆も、呆然と見ているしかなかった。
沙「…えーと、ちょっといい?2人は知り合いなの?」
すると、ずっと黙って見ていた沙耶が2人に
話しかけた。
海「あ、紹介するね。幼稚園の頃からの同級生で幼馴染みというか友達だったんだ。5年前にロシアに引っ越した以来、会ってなくて…」
朱「
沙「…そう、なんだ笑」
友達みたいな感じの幼馴染みか…
でも昔から仲がいいなら、確かにほぼ幼馴染みみたいななんだろうな…笑
海「てか、なんでこの時期に引っ越し…?」
朱「だからパパの都合で戻ってきたの。進路はもう決まってるからご心配なく笑」
海「はやっ」
朱「でも、せっかく海ちゃんと同じ高校なのに、同じクラスになれなかったのが残念だな〜」
海「何組?」
朱「B組だよ」
海「隣かぁ、残念でした笑」
……なんだろう
2人の会話に私も沙耶も聞いてるだけで、話に入ってこれない…笑
だけど、5年ぶりの再会なんだもんね。
私達が割り込むのは、よくないよね…?
すると、海人くんと話していた朱莉って人が
私と目が合った。
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祐莉 - いつも楽しく読ませてもらってます。主人公・高橋君・朱莉ちゃん・井上君の四角関係の予感が強まりましたね。主人公と高橋君は、まだ自分達の気持ちを自覚していないようなので、ライバルの存在は強敵ですね。 (2018年9月18日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるん - 一番初めのやつから見てますけど、今が一番面白いです!投稿がんばって下さい!! (2018年9月9日 17時) (レス) id: d2a836d0c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2018年9月7日 16時