この恋しても、いいですか？ R.Y 2

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「戻りました！」









あの後すぐに顔を洗って戻った私









ミコ「遅いなぁ」



「あっあの。入れなくて、」







ミコ「混んでた？ああごめんごめん」



「あっはい。」









ハレンチなことありましたなんて言えなくて


そのまま適当に流す









ミコ「今日時間ある？」




「え、なにかあります？」









ミコ「今日の収録の人とみんなでご飯行くのよ」




「あ、そうなんですね」








ミコ「こうゆう場って大事でね。どう？行く？」









時々くらいいいよね


侑李だってたまに飲みに行ってるもん









たまには私も飲んじゃおうかな

そう思って









「大丈夫です。行きます」









と、言ったものの



















「…山田涼介、」




ミコ「ん？なんか言った？」









「いえ、」









まさか山田涼介がいるなんて。





涼介先生と思いたくない


だってあんな怖い人じゃないもん









彼もいる食事会は中々居づらくて









「…もう一杯いいですか、」



ミコ「飲むね〜」









お酒ばかり進んでしまう。









侑李といるとあんまり飲めなくて


20歳になってからあんまりお酒も飲んでなかった









心配かけてしまうってそう思って








だけど。









そんなこと言えないストレスも

日に日に溜まっていくばかりだった。









ミコ「私ちょっと席外すね」



「えっ…」









入ったばかりの私は

誰も他に知り合いがいなくて





隅に寄って一人でお酒を飲んだ









圭人「Aちゃん！」


「岡本さん。」









圭人「圭人でいいよ。」


「圭人くん。」









酔いが回って素直になる









涼介「こいつ…酔ってる」






圭人「Aちゃん？大丈夫？」









涼介先生









どこいるの









山田涼介




あなたは誰なの









「…涼介先生。」









そう言った私









そこからの記憶は消えていた。









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