024【黒木&若武】 ページ26
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煉獄さんに弟子入りが決まるとあれよあれよという間に胡蝶さんの許可も得て、俺らは煉獄さんの屋敷に早速連れられていた。
その屋敷のデカさに思わずあんぐり。
鬼殺隊って、そんな金貰えんのかな。
そんな少し関係ないことを考えソワソワしていると、明るい元気な声が聞こえてきた。
「兄上!お帰りなさい!!」
「師範!お疲れ様です!」
そう言って顔を出したのは煉獄さんを小さくしたような瓜二つの男の子と、とんでもなく可愛いけど目のやり場に困る女の人。
一瞬そこに目をやってしまい、頬が熱くなる。
けれど隣にいる黒木は平然とし、いつもの微笑みをたたえているのを見て、何だかそんな自分がかっこ悪く思えてきて慌てて平静を装った。
「兄上、そちらの方々は.....?」
どうやら煉獄さんの弟さんらしい煉獄さんそっくりの少年が首を傾げながら俺らを見た。
それに俺は1歩前に出てにっと笑った。
「俺は若武和臣です!今日から煉獄さんの弟子入りしました!よろしくお願いします!」
「俺は黒木貴和です。今日からお世話になります。」
黒木も俺の横に並び挨拶すると、目の前の2人が目を丸くした。
「新しい弟子の方.....!」
「えっ、本当!?2人も師範の元で鍛錬するんですか?」
何故かきらきらと瞳を輝かせ、煉獄さんを見る女性に快活に笑いながら煉獄さんは頷く。
「あぁ!だが、まだ2人は鬼殺隊に入っていないからな!甘露寺とは少し違うことをやることになるだろう!」
「そうなんですか......。でも、また仲間が増えてとても嬉しいです!」
そう言うと、満面の笑みを俺らに向ける。
「はじめまして!甘露寺蜜璃です!これから一緒に頑張ろうね!」
「煉獄千寿郎です。よろしくお願いします。」
「甘露寺は俺の継子で、千寿郎は俺の弟だ!これからこの2人とは関わることも多いだろう!仲良くして欲しい!」
そう言った煉獄さんに大きな声で はい! と返事をし、俺らは早速屋敷の中を案内してもらった。
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Lua - とても面白いです!はやく続きが読みたいです! (2021年9月13日 7時) (レス) id: 7cef825e60 (このIDを非表示/違反報告)
ピュア - とても面白いです!続き待ってます (2021年1月24日 8時) (レス) id: 75738b8618 (このIDを非表示/違反報告)
セダム(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます!!更新遅めですが頑張ります! (2020年11月15日 19時) (レス) id: 188dd23746 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - とても面白いです。これからも更新頑張ってください。応援してます。 (2020年9月14日 17時) (レス) id: faad7bf9c4 (このIDを非表示/違反報告)
セダム(プロフ) - 紅楓さん» ありがとうございます!ちょこちょこ更新出来たらいいなと思っています。頑張ります!! (2020年8月30日 0時) (レス) id: 188dd23746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セダム | 作成日時:2020年6月8日 23時