DREAMERS 3

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隼side





あの時、あらん君は傷ついた顔していた


なのに…

亜「だよね！俺、皆よりダンス歴無いし

先走ってた…ごめんなさい

皆の意見聞きたい！その構成でやろ！

皆が作ったやつだもん

絶対にカッコいいよねー！はは笑」








ポジティブあらん君

でも辛そうに見えるのは僕だけ？






結局、それからは

玲於の意見が採用される事が増えて




そのままデビューが決まった









玲「やと…隼！」






「ん？…あ、ごめん！」






玲「良いけど早く支度しろよ

試写会間に合わないぞ」







「うーん」







玲「いい加減はっきりさせろよ

気持ち悪いな」







「気持ち悪いって言わないでよ

絶対、キスシーンあるし」







玲「じゃあ、言えば？」







「うーん」






玲「とりあえず行くぞ」






あらん君の主演映画の試写会にメンバーで

行くことになってて

まぁ、キスシーンは見たくない









メンバーと合流して、映画を見た






龍「僕も青春したーい」






裕「おもろかったわ」





玲「らんらんw」







亜「皆ありがとね笑」







あらん君…







亜「隼？」






「…」







亜「ごめん！皆、先に店行ってて！

俺、高校の同級生いるから

隼と会ってから行く！」









玲「はいはい、ごゆっくりー」






亜「隼、こっち」






「え、、」






亜「ここなら誰も来ない…

どうした？何で泣いてるの？

今日の映画はそーゆうのじゃないだろ？笑」







「え、僕…」






亜「涙、出てるよ」





そう言って、抱きしめてくれた






「あ、あらん君！？何して、」






亜「抱きしめてるの

好きな人が泣いてるの放っておけるわけ

ないだろ？」







「へっ…？今、」






亜「隼、好きだよ。昔から今もずっと

あの時はごめんね？

俺がダサい男だったから

仕事に夢中で、隼の相手を

してあげられなかった」







そう、俺達は結局別れた


「仕事に専念したいから」



この一言で終わったんだ







「でも、あらん君今も大スターで

忙しいじゃん」








亜「確かにね笑」






ベシッ





「ばかっ！」






亜「ははっ笑隼君返事は？

今度こそ一生手放さないけど…良い？」






「うん！僕の方こそ

噛み付いてでも離れないから」







亜「それは痛そうw」







「でもそのくらい好き！」






亜「俺は愛してる。ごめんね？

ありがとう」





「うん！」



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