DREAMERS 3

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広臣side






次の日から、隆二からの束縛は酷くなった




岩ちゃんは、顔を隠すかのように

深くフードを被って、マスクをして

メガネをかけていた







人「岩ちゃん、どうした、その格好」







岩「ゲームしてたら、寝れなくて…

ちょっと顔酷いので、隠してます笑」






己「また忙しくなるし、体調管理

しっかりしてね」






岩「はい！すみません」




何かがおかしい…





隆「臣、どこ見てるの？」






「あ、いや…」






隆「ほら、リハーサルするよ」






「あぁ…」






健「岩ちゃん！そこ、ちゃうで笑」






岩「え？…あぁ。すみません」






E「何か今日真面目？笑」





岩「嫌だなぁ！いつも真面目ですよ」






健「いやぁ、気持ち悪いなぁ笑」






岩「ひっどー!」







わかった…笑ってない

あれは、演技だ。

あいつが本心を隠すときに使う仮面だ







隆二、あいつに何を言ったんだよ…






それからというもの




岩ちゃんは荒れ放題だった





来る者拒まず、去る者追わず

誰かの言いなりになり続けて

無茶な仕事も引き受けていた







人「岩ちゃん、変わったな…」







E「何だか、人形みたい…」






健「操り人形やろ？俺もそう思う」





E「誰かに操られてるの？」







己「寄ってくる人全てに操られてる…

今の岩ちゃんは、岩ちゃんじゃない」







人「助けてやらないと…

これ以上放って置いたら、外の女性にも

手、出しかねないぞ」








己「そうですね」






健「今日は、岩ちゃんを呼んで

宅飲みしますか！」







人「そうしよ」






「俺達も！…」






隆「パスで…パフォーマー同士の方が

良いと思うし、俺達用事があるから」








人「そうか？わかった」







「あっ…」






隆「臣、良いの？」




「わかった…わかったよ」






俺は直人さんに連絡をした






剛典を助けて。

隆二と2人きりになってからなんだ

変わったの。

俺が、隆二と付き合ってるのに

岩ちゃんとも…ごめんなさい。

隆二に脅されてて…俺は、責任持って

隆二と付き合うから

きっと隆二に何か言われてる!

岩ちゃんを楽にしてあげてください。

お願いします。返信は不要です。







お願いです、どんな罰でも受けますから

剛典を幸せにしてやってください…

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