DREAMERS

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玲於side






涼太君と話したかった…


涼太君とゆっくりしたかった…


涼太君と一緒にいたかった…


ただ、それだけなのに…


撮影中、もう、何がなんだか

分からなくて…


気持ちが抑えられなくて

涼太君に沢山近づいた





案の定、使い物にならなくて

撮影は後日撮り直しになって



メンバー全員から怒られた





悪い事してる…

それはわかってる


でも、こうでもしないと

涼太君、一緒にいれないから…





俺はバカで、そうやって

変な方法しかできなかった…







皆んなに怒られて、泣きそうだったのに


涼太君まで怒ってて


我慢できずに泣いちゃった






涼太君と家に帰っても

涼太君からの説教は続いた






涼「何だったの？今日の玲於は」






「…」






涼「今まで、仕事に支障出ること

なかったじゃん。どうしたの？」






「…」





涼「あんだけの事したのに

答えないの？

俺、そういう仕事ちゃんとしない

玲於は嫌いだよ」







「ｸﾞｽｯ…ふぇ、、(泣)」





涼「玲於泣いてもダメ。

言わないの？

最後のチャンスだよ。

言わないなら暫く、玲於とは

口聞かないからね」








「ｸﾞｽｯ…ｼｸｼｸ」







涼「…時間切れ

もう、知らない。反省しな。

俺、お風呂入って寝るから」







そう言って本当にお風呂に

行ってしまった涼太君





嫌いって言われた…

ついに、嫌われちゃったかぁ


涼太君の周りにはカッコいい人も

可愛い人も沢山いるもんね





俺もお風呂に入って

布団に入る頃には

涼太君はもう寝ていた




それから、しばらくは

涼太君と会うこともなく



気まずいまま、この間

ダメにしてしまった撮影の日が来た





他のメンバーとはちゃんと話して


許しもらったけど


涼太君とは会えてないから


話してもないし、許してもらってない






亜「玲於、撮影前にちゃんと

謝って来て」






「はい…」






スタッフ全員に謝らないって

戻ってから撮影をした





涼太君とは気まずいままだったから


特に近づく事もなく、撮影は終わった






亜「今日は、よく頑張ったね」






「うん」






亜「玲於、涼太何だけど」





「…ｸﾞｽｯ、(泣)」





涼太君って言葉を聞くと

寂しくなって涙が出てくる




涼太君は、撮影が終わって

直ぐに別現場へ行ってしまった






亜「玲於、飲みに行こう？」





「うん…」




俺を気づかって

飲みに連れてきてくれた

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