〇別になにも ページ19
〇リアル設定
〇付き合ってます
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ー R e n. N ー
「廉はさ、」
「おん。」
「誕生日何が欲しい?」
誕生日。プレゼントってことなんかな。
プレゼント。
俺は…
「俺は、紫耀と過ごせれば別になんもいらん。」
は?って顔してるけど、そんなん知らん。
俺は、紫耀と過ごせればそれでええし、それが1番の誕生日なんよ。わかる?
恋人と過ごす日常がどんなに素晴らしいことか。
ましてや誕生日っていう年に一度の特別な日に恋人と過ごせるんは、これ以上ない幸せなことなんやで?
だから別にプレゼントなんていらんもん。
俺にとっては紫耀がプレゼントみたいなもんやから。
「ん、そっか。じゃあ今年の廉の誕生日は俺とね?」
「おん。」
「ほんとにいいの?」
「ええの。」
「わかった!
じゃあ、10秒経ったら俺のこと1日廉に貸し出す!」
あと10秒。
俺の誕生日になるまでの時間。
明日はオフやし、明後日は同じ現場。
丸1日紫耀とおれる。幸せやな。
「…廉」
不意に呼ばれた自分の名前。
「ん?どしたんしょお」
「んふふっ」
ピピッ…ピピッ…ピピッ…
1月23日
俺の誕生日
「お誕生日おめでとう。廉、生まれてくれてありがとう。俺と出会ってくれてありがとう。俺と付き合ってくれてありがとう。」
「〜〜っ、!」
「廉、おいで?」
まさかそんなこと言って貰えると思ってないやん。
涙でぐしょぐしょの顔を隠すように紫耀の肩に押し付ける。
「廉、好きだよ。」
不意に頭から降ってきた甘い言葉
堪えきれずさらに涙が溢れてくる。
やっぱり好きやな、って
この男しかおらんな、って感じるわ。
「しょ、お…っ」
「ん?どしたん?」
「おれも、…っ俺もしょおのこと好きやで」
「うん、ありがとう。いつもちゃんと伝わってるよ?」
「俺には、紫耀がそこにいてくれさえすれば別になにもいらんのよ。わかる?」
「うん。わかった。」
「…っん……」
21歳初めてキスは、少ししょっぱくて甘い味がした。
「お誕生日おめでとう。」
「ありがと」
・
『別になにも』fin.
☆
廉さん誕生日企画、!大遅刻申し訳ございません!!
紫耀さん誕生日企画すぐに上げます。
☆
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yamachi(プロフ) - れいらさん» そう言っていただけてよかったです!! いやあ、年越してから5日も経ってしまい申し訳なかったです(汗) (2020年1月5日 21時) (レス) id: 1586143535 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - 今年もよろしくね#良かったです(*/∀\*)ありがとうございました☆ (2020年1月5日 21時) (レス) id: 26de836531 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - yamachiさん» ありがとうございます☆楽しみにしてます( *´艸) (2019年12月31日 22時) (レス) id: 26de836531 (このIDを非表示/違反報告)
yamachi(プロフ) - れいらさん» リクエストありがとうございます! 了解いたしました!!んふふ笑 新年早々の姫始め甘々で書かせて頂きますっ笑 (2019年12月31日 16時) (レス) id: 1586143535 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - 3希望したものです。リアル設定で甘々な裏が良いです。年越し後そのままどちらかの家で姫初めして欲しいです。 (2019年12月31日 0時) (レス) id: 26de836531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yamachi | 作成日時:2019年12月3日 22時