romance 47 ページ48
観光名所の近くだからか、中に入るとお客さんがちらほらいる。館内にある海を臨むレストランはそろそろ夕食どきなこともあって、季節外れの割には賑わっているみたいだ。
「・・・申し訳ありませんが」
しまった。よそ見しているうちに勇太がカウンターでホテルマンと話をしていたので、慌てて駆け寄る。
「ダブルのお部屋でしたら１部屋ご用意ができますが・・・いかがなさいますか？」
えー！！それはさすがにマズい！ツインならまだしも、ダブルって！！
「や、それは」
声を上げたわたしにホテルマンがチラッと視線を寄越す。けど、彼が口を開く前に、勇太が首を縦に振った。
「じゃ、そこでお願いします」
「ちょっと！」
袖を引っ張ってもビクともしない！何考えてるの！！
困惑しているホテルマンに勇太がにっこりと微笑みかけ、用意されていたカードに宿泊者情報をさらさらと書き込んでしまった。
えええー、もう・・・勝手なんだから！！！
とはいえ、遠出しようと言い出したのはわたしだ。その負い目にチクチクと背中を刺され、嫌だと強くも言えない。
・・・まぁ、勇太だし。同じ部屋で寝たことなんて何度もある。そういえばいつだったか、酔っぱらって玄関に倒れていた勇太をベッドに上げたこともあったっけ。
あのときは結局、何があったのかが聞けずじまいだったけど。
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レジーナ(プロフ) - どさんこさん» ありがとうございます(^ ^)少しでもお暇潰しになれば幸いです☆ (2020年5月15日 17時) (
レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
どさんこ(プロフ) - うわあ〜！！！！！！待ってました！ありがとうございます(^^) 私も最近は海人と神宮寺の爆イケ具合が上がってきてます！！これから楽しみに読ませて頂きますね(^^)またきます！頑張ってください。 (2020年5月15日 17時) (レス) id: 2b49440ff5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レジーナ | 作成日時：2020年5月15日 13時
