romance 45 ページ46
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色気もへったくれもないジーパン姿で外へ出ると、ちょうど一緒に出てきた勇太が革ジャンを貸してくれた。
「それ着といて」
羽織ってみたらかなりブカブカで、勇太はネジが飛んだみたいに爆笑してる。
「そんなに笑わなくてもいいじゃん！」
「やー笑った笑った。さて、出発するとしますか！」
ムッとしてるわたしに構わず、勇太がバイクを引っ張り出してくる。本来は業務用の車を停めておく屋根付き駐車場なのに、どういう交渉をしたのか、隅の方に彼の単車を置いていた。
「しっかり掴まってて」
勇太のバイクに乗せてもらうのって初めてだな・・・
エンジンがかかるとお尻の下がガタガタと揺れ、慌てて勇太にしがみつく。
ヘルメット越しに顔を背中に押し付けると、みるみる車体が風を切って走り出す。
車と違ってスピードをモロに体に感じる。飛ばされそうな恐怖でしがみつく手に力を込めた。
家を出たのはお昼過ぎだったから、途中で勇太が下調べをしていたラーメン屋さんに立ち寄った。
「このあとどこ行くの？」
「んー、具体的には決めてない。まぁ、海の方？」
「ふーん」
海かぁ。こんな時期に行ったことないな。
「楽しそうだね、A」
先に食べ終わっていた勇太がフフフと含み笑いをする。
「うん、楽しいよ！え、楽しくない？」
「すげー楽しい」
「だよねー！」
気兼ねしないし、お互いの好きなものや好まないものをよく知ってるから、勇太と一緒なら大概なんだって楽しめるのだ。昔から、それは変わらない。
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レジーナ(プロフ) - どさんこさん» ありがとうございます(^ ^)少しでもお暇潰しになれば幸いです☆ (2020年5月15日 17時) (
レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
どさんこ(プロフ) - うわあ〜！！！！！！待ってました！ありがとうございます(^^) 私も最近は海人と神宮寺の爆イケ具合が上がってきてます！！これから楽しみに読ませて頂きますね(^^)またきます！頑張ってください。 (2020年5月15日 17時) (レス) id: 2b49440ff5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レジーナ | 作成日時：2020年5月15日 13時
