romance 15 ページ16
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年末年始は勇太と一緒に実家に帰ることにしている。
お母さんが亡くなる前から、うちは神宮寺家で年越しするのが恒例で。
だから、わたしのお正月の味は、神宮寺の家の味と言っても過言じゃない。
そもそもウチのお母さんはあまり料理が得意ではなかったから、わたしに料理を仕込んでくれたのは神宮寺のおばさんなんだけど。
「おばさん、里芋剥けたよ」
「ありがと。黒豆見てくれる？」
「はーい」
男３人は昼間から酒盛りだ。昨日、一昨日と、ウチと神宮寺、２家の大掃除を頑張ってくれたんだから、いいんだけど。
「Aちゃんはお正月は彼氏と過ごさなくていいの？」
「シゲくん？仕事なの。アイドルが毎年カウントダウンコンサートやってるでしょ？あれの担当だから、もう何年も年末年始は休んでないんだって」
シゲくんのお仕事はイベントディレクターだ。だから休みがなかなか合わない。
「その代わり、三連休は旅行に行く予定」
「へー！それはそれでいいかもね」
絹さやの筋を取っていたおばさんが、一歩距離を詰めてくる。
「あのさ、勇太の彼女って今どうなってるか知ってる？」
おばさんの情報源はわたしだ。でも申し訳ないけど、わたし自身が報告できるような内容を把握していない。
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レジーナ(プロフ) - どさんこさん» ありがとうございます(^ ^)少しでもお暇潰しになれば幸いです☆ (2020年5月15日 17時) (
レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
どさんこ(プロフ) - うわあ〜！！！！！！待ってました！ありがとうございます(^^) 私も最近は海人と神宮寺の爆イケ具合が上がってきてます！！これから楽しみに読ませて頂きますね(^^)またきます！頑張ってください。 (2020年5月15日 17時) (レス) id: 2b49440ff5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レジーナ | 作成日時：2020年5月15日 13時
