#24紫耀Side ページ24
前日
俺は明日永瀬廉が来た時最悪なケースを想定して手を打つ
神「…本当にいいの？」
紫「あぁ。」
神を呼び出して今Aに飲ませてる薬の10倍の強さの薬貰う
サッ…
神は溜息をついて呆れ顔で俺に言う
神「Aちゃんにもしものことがあっても俺責任取れないからね。それとさぁ…」
紫「ありがとう」
そう言って俺は席を立ち帰る
すくっ
神「ちょ、まだ話は終わってないかr」
焦って引き止めようとする神は無視して薬をカバンに入れ出口に向かう
スタスタ…
さっさと帰りたいAの待つ家へ。常に動向をチェックしておかないと。
神「待てって！」
ガシッ
急ぎ足で歩いていたら神にとめられた。なんだよ…俺は早くAのとこに戻らなきゃ行けないんだよ
紫「なんだよ。話はまた今度聞くから離せy」
神は俺を遮るように言う。
神「紫耀、Aちゃんのこと愛してるんだよね？」
何を今更…
紫「当たり前だろ」
神は俺の腕を離して言う
神「…紫耀がそう言うなら信じるわ。」
神が言いたかったことは何となく分かった
優しいからAの体のこと心配してるんだろう。でも…
紫「Aは死なないから」
神「なんでそう言い切れるの？」
そんなの決まってるやん
俺は神の目を見て当たり前のように言う
紫「俺のモノだしAが死ぬ時は俺も死ぬから」
神「…紫耀」
神は少し驚いた顔をした後呆れたような顔をして「じゃあな」と言って帰った。
なんだよ…最近薬を出すのも渋ってくるし
だいたいAは俺のモノなんだしどうしようが関係ないだろ。
俺はAと約束したんだ
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作者名：のあ | 作成日時：2021年10月8日 18時
